凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「はぁー。今それダメね」

そう言ってまたチュウっとキスが降る。

「それじゃ、気をつけて帰れよ?」

名残惜しそうに伊吹は私を見下ろす。
そんな顔も素敵。

「うん。伊吹も頑張ってね」

そして出口まで見送られ私はサーキットを後にした。

車に乗って私は悶絶する。

ぷぎゃーーーー!
伊吹ーーーー!

壁ドン、顎クイ、脚ねじ込みー!

やってくれたー!
しかもたぶん無意識でやっちゃってるよね?

狙わずあんな事しちゃうんか!?

か、カッコよ過ぎでしょ!

し、しかもあんな…
帰り際に連れ去るみたいに!

もうドュフだよ。
これは。

ドュフドゥフ笑っちゃうよ? 私。

少女漫画オタクだからね?

あー神様ー。
本当、ありがとう。
まじで感謝。
私と伊吹を巡り合わせてくれて。

伊吹も本当ありがとう。
私を彼女にしてくれて。

あーん!
もう会いたいじゃぁん!
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