凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
『そっか。俺も今ホテル。ご飯食べた?』

「まだだよ! これから」

そんな話しをしていると、伊吹はベッドに横になった。

なんか疲れてる?

『何食べるの?』

なんか元気ないな。

「まだ決めてないよ。伊吹、何かあった?」

『何もないよ。琴が可愛いなっては思ってたけど』

そう言ってフッと笑う伊吹。

なんだいその顔。
カッコ良過ぎるぞ!

そして甘ーーーーい!

「い、伊吹も、カッコ良いよ」

なんか電話越しだとちょっと照れちゃうな。

『クククっ、そりゃどーも』

「伊吹。中国のレース私行こうかと思うんだけど」

するとガバっと起き上がった伊吹。

『マジ?』

なんか一気に元気になったぞ?

「う、うん。まじまじ」

伊吹は口を手で覆う。

『ヤベェ。嬉しい。すぐ飛行機手配する』

つい笑ってしまう。

「いいの?」

『いい。全然良い。泊まる?』

「うん…。伊吹がよければ」

『泊まってくれ。是非とも頼む』

「ははは! 楽しみだね」
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