凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「ん? 琴?」

そうだった!
この人無意識にしてるんだった!

「か、カッコよ過ぎて…。か、壁ドンとか…」

そして伊吹は自分を見る。

「クククっ。ああ、そうだったな。憧れのシチュエーションだったっけ?」

そう言ってちょっとだけ意地悪そうに笑った。

私は目のやりどころに困ってしまい、なかなか目を合わせられない。

「こっち向いてよ」

「いや、今はちょっと…休憩で…」

なんて言っていれば顎に伊吹の手が添えられクイっと持ち上げられ強制的に目と目が合わせられる。

んなっ!?

「可愛いなぁ、琴は」

そう言って微笑みながら鼻と鼻でキスをしたあと、見つめながら唇にキスが落とされ、次第に深みが増していく。

お腹の奥がキュウキュウと悲鳴をあげて、脚を閉じたいのに伊吹の膝がそれを邪魔する。

「んっ…はぁっ…」

どうしよう…
気持ちよくなってきてしまった。
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