凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
そして部屋へ入る。

「え!? ここ!?」

「ああ。変えてもらった」

琴が来るって知らなかったからふっつーの部屋だったし。

「だからってスイート!?」

「当たり前だろ。琴がせっかく来てくれたんだぞ。そもそもダブルの部屋空いてないって言うし」

琴はガイーンと口を開ける。

「琴、シンガポール初めてか?」

「うん。実は初めて!」

「仕事いつまで休み取ったの?」

「月、火、水」

今日は日曜日。

「なるほど。琴が来なかったら明日の朝一で帰国する予定だったけど、せっかくだしシンガポールで観光してから帰るか?」

「え!? いいの!?」

「もちろん」

「やったー!」

琴はそう言って俺に抱きついてきた。
あー可愛いー。

そして宣言通りたーっぷり琴を朝まで堪能させていただき、昼過ぎに起きてゆっくりホテルで過ごしてから夜の煌びやかなシンガポールの街に出かけた。





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