凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
参ったな。

俺たちはとりあえず受け取り、せっかくなので頂くことにする。

飛行機から下りる時にでもお礼を言おう。

そして美味しくワインをいただき、飛行機が着陸し下りる支度をする。
丈慈さん達にお礼を言わないと…

「あれ? いねぇ」

「え、嘘でしょ? はやっ! ちょ、どうする!? お礼言ってないよ?」

仕方ないか。

「名刺もらったし、後で連絡してみる」

「うん。そうしよう」

タクシーで俺のマンションへと一緒に帰る。

「ここのマンション、神楽コーポレーションだよ」

「え、本当?」

「うん。なぁ琴。俺が普通のサラリーマンとかだったら籍だってシーズンなんて関係なくすぐに入れれたよな…。せっかく就いた仕事だって、辞めなくても済んだだろうし」

丈慈さんみたいな仕事だったら、海外にあちこち連れ回したりしなくて済んだだろうし、離れなくて済んだ。

籍だってシーズン終了を待たずともすぐに入れられた。

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