凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「え? どういうこと?」

俺はやはりどこかで仕事を辞めさせる事に罪悪感があった。
専門の知識がないと出来ないような仕事をしてるのに…

きっと努力して入った会社だろうし。
イチも相当頭良いから、どれだけ努力を重ね責任もって働いているのか良くわかる。

琴は俺に専業主婦になりたかっただなんて言ってくれたけど…

果たして本当かどうか。

それでも俺は自分の仕事は辞められない。
これしか俺には出来ない。

かと言って一人はもう寂しくて戻れない。

もう琴を離してやる事なんて出来ない。

例えば俺が普通の仕事をしていたら…

琴は俺を好きになってくれたんだろうか。

例えば俺が今後、レーサーを引退する日が来た時琴は俺と一緒にいてくれるのだろうか。

なんて思ってしまう。
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