凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
凄いなー。

うわ、このレースも一位じゃん。

なんか抜かされないように駆引きしてる時とか接触しそうで本当ハラハラする。

はい、次。
次の見よ。

そんなこんなで、動画を見ながらひたすら走る。

気づけば結構な距離を走っていた。

そろそろ一度休憩するか。

クールダウンのためまたウォーキングをする。

すると汗からか付けていたイヤホンが外れてしまった。

「あっ!」

後ろに転がってしまう。
顔だけ振り向く。

すると誰かが手を伸ばして拾ってくれた。

「え…」

私はそのままベルトの上で足を止めてしまう。
ギュイーンと後ろに下がる私。

「危な!」

「す、すみません!」

な、なんで!?

私は今、あの佐久間伊吹に抱き止められている。

そしてそのまま驚きのあまり気を失ってしまった。

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