凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「目、腫れてるの気にしてんの?」

「うん…。恥ずかしい」

「もっと恥ずかしい事してるじゃん」

俺はグッと身体の奥まで押し込む。

「あっ…」

「可愛いよ。最高に」

そして律動を始めれば俺に揺さぶられ甘い声が琴から出る。

まさかアブダビに迎えに来るのは想定外だったけど、こうして無事に会えた。

やっと。

俺にとっては長い二ヶ月だった。

一緒にいられる事がどれだけ特別な時間だったのかと良くわかった。

そんな思いを胸に琴にぶつける。

「会いたかった…会いたかったよ伊吹っ…」

そう言って俺にしがみつく。
背中を引っ掻かれてもその痛みすら愛おしい。

「俺もだよ。もうずっと一緒だからな」

「うんっ。ずっと一緒がいいっ…」

離れていた分を埋めるかのように何度も互いに求め合った。


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