凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「あとお風呂も一緒に入りたい」

ん?

「あと、一緒に寝て、起きる」

んん?

「喧嘩とかしてもそれは絶対がいい。んで仲直りする」

いやいやお願いが可愛い過ぎないか?

「それじゃ約束ね」

「約束だ。それから家事は本当に無理しないでくれ。気遣いは大事だけど変な遠慮はなし。いいな?」

「伊吹もね。すぐ私を優先するから。嬉しいけど、私も伊吹を支えたいの」

「ありがとう」

にしても本当に凄い。
伊吹のマンションもそりゃ凄かったけど…。

「あとこれ。管理して」

そう言って通帳ごと渡される。
あとキャッシュカードとクレジットカード。

「へ!?」

「あ、これは生活費ね。預金はちゃんと税理士雇ってるから」

「あーそう…」

恐る恐る受け取る。

「基本、カードと電子決済で済むと思うけど。現金いるときはそれ使って」

「わ、わかった」

私も自分の通帳を出して伊吹に預ける。
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