凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「オートマなら大丈夫かな?」

「んじゃ、とりあえずこれからいってみる?」

い、いきなりポ、ポ◯シェっすか。

ドキドキしながら運転席に乗り込む。

「そういえば伊吹はこっちで何乗るの?」

私も伊吹も日本に車置いてきちゃったし。
伊吹もこっちではこの中のどれか乗るのかな。

「やっぱ四駆かな。琴の事抱っこ出来るし」

いや理由よ。
眺めいいからじゃなくなってる。
しかも買うのね。

「あははっ! 楽しみだったの?」

「そうだよ。俺の楽しみだからヒール必須な」

そう言ってニヤッと笑う伊吹。

「絶対一人で乗れないくらいリフトアップするわ」

なんて言って。

そして最初こそビビりまくって運転した私だったけど、隣りの先生がそれは優しく指導するもんだから全然大丈夫だった。

「これなら何でも乗れそうだな。上手い、上手い」

「へへ。なんか楽しい!」

「様になってるよ」

「よ! 褒め上手!」

そんな事を言いながらグルっとドライブをした。
< 294 / 300 >

この作品をシェア

pagetop