凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜

「おいで」

あーん。
おいでだって。
私おいで好き。

家に戻ってソファに座って両手を広げる伊吹のもとへ私は勢いよく飛び込む。

「グァ! 勢い良いな」

それでもガシッと私をしっかりと抱き留める伊吹。

「ふふ。幸せ」

「俺もだよ」

「結婚式も楽しみ。忙しいかったのにいろいろ準備してくれてありがとう」

「大丈夫。ドレス姿楽しみだ」

私を上に乗せてチュッとキスをする。

ウェディングドレスは伊吹が喜びそうなのを選んでみた。

「楽しみにしてて」

「結婚式まであまり日がないけど、ブライダルエステしてもらえるみたいだよ」

「そうなの!? 嬉しい!」

「送り迎えするから行っておいで」

「ありがとう!」

私はまたギューっと抱きついた。

「ははは」

伊吹はくっつく私のおでこや頬にキスをたくさん降らせる。

甘やかされ過ぎて本当に溶けてしまいそうだ。


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