あたしの好きな人は先生?!
学校に行くとすぐに茉利子があたしの席に来てくれた。

「優香、すっごい目ぇ腫れてるよ??泣いた??」

茉利子はいつもあたしの変化に敏感で、それがあたしの心を温かくした。

「泣いたけど、もう平気!!」

あたしの笑顔に茉利子も安心したように笑う。

「何か優香、変わった??凄く顔つき変わったし、なんか前みたいな優香の笑顔だよ。」

「ほんと?!ちょっといろいろあったの。」

「気になるけど、まぁいーや。優香が笑顔になれたらあたしも嬉しいから。」

「ありがとね。茉利子。あたし、記憶取り戻したい。頑張りたいの。協力してくれる??」

「もちろん。」

あたしは、やっと動き始めた。















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