学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!
「父さん」

慌てて逃げようとした父さんのパーカーを掴み確保する。

「なにしてんの?」

「いや、何してるのかな〜って。うら若き男女の間に間違いがあったら良くないだろう?」

「父さんに言われる筋合いはないよ。覗き見なんて趣味悪いな」

「覗き見なんて失礼だな。こっそり見てただけだろ?」

「それを覗きって言うんだよ!」

父さんは口を開けば屁理屈ばかり。

母さんはこんな男のどこを好きになったんだろう。

顔か…?

「ま、仲が良いみたいで良かったよ」
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