学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!
悪びれもせず階段を降りていく父さんにため息が出る。

「面白いお父さんだね。イケメンなのに」

「顔だけはいいんだよ」

「顔だけって。失礼だよ?」

「いいんだよ。父さんだし」



それから少しゆっくりして。

名残惜しいけど、帰る時間になってしまった。

「送るよ」

「い、いや、悪いよ!家にも長時間お邪魔して…」

「全然。むしろもっと一緒にいたい」

「千歳くん…」
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