それぞれの幸せの形
そんな俺を見かねて、流石にやばいと思ったのか中学からの1番の親友である一ノ瀬涼太が本気で俺を止めにきた
「智樹!いい加減にしろ
お前最近何やってるんだよ学校にも来ないで
夜ほっつき歩いて」
「、、、お前に関係ねえだろ」
「智樹、、
お前さ、麗奈が亡くなってから泣いたか?」
「、、、」
「智樹、辛いなら辛いって言えよ
苦しいなら泣けよ、叫べよ
もっとみんなに当たれよ
俺を頼ってくれ
お前は1人じゃない
本当は誰かにしがみついて泣きたいんだろ?
気が済むまで泣け
麗奈が亡くなったのは、お前と喧嘩したからだよ
お前のせいだよ」
初めて麗奈が亡くなったのは俺のせいだと言われた
誰も麗奈が亡くなったことに対して俺を責めなかった
むしろ慰めてくれた
「智樹くんのせいじゃないよ、智樹くんは何も悪くないよ」
なんでだよ
俺を思いっきり責めてくれよ
お前のせいだって言ってくれよ
「、、俺のせいで、、」
「でもな、でも、智樹だけのせいではない
あれは不慮の事故だったんだ
誰にも止められなかった
こうなるって予想できたもんじゃないだろ?
俺だって麗奈が死んだなんて認めたくない
今だってどこかで生きてるんじゃないかって思ってる
あれは悪い夢だったんじゃないかって
でも、どこを探しても麗奈はいないんだ
おかしいだろ
だからさ、それを認めて前向いて生きていくしかないだろ?
それが俺らが麗奈にできる1番のことなんじゃないのか?
死ぬな、智樹!
別に麗奈のために生きろなんて言わない
お前はお前のために生きるんだ
これから麗奈がいないこの世界で生きる意味を見つけるんだよ
生きて生きて、いつか分かるから
この世界で生きていく意味が
でも、もしさ、もしそれでもわからなかったとしたら
麗奈のいないこの世界で生きる意味なんでないって思っちゃったら
俺のために生きてくれよ、
俺も麗奈がいなくなって、毎日が苦しかった
一気に世界が変わった
生きてる心地がしなかった
でもさ、俺にとっては智樹が壊れたこともしんどかったんだよ
今までずっと一緒にいた智樹がこんなふうに変わっちゃったのが、見ててしんどかった
みんな麗奈がいなくなって悲しがってるけど、
智樹のしんどさはみんなとは違う
ずっと自分を責めてたんだって、気づいてた
なのに何もしてやれない自分にめっちゃ腹がたった
麗奈のこともそうだけど、でも智樹がそのせいで変わっちゃったのが1番しんどい
だから、変かもだけど
生きてくれ、俺のためにも
一緒に生きる意味を見つけよう、智樹」
涼太の言葉でようやく自分の気持ちに気がついた
本当は誰かに助けてほしかった
本当は苦しかった、つらかった
みんな麗奈が亡くなってから、腫れ物に触るように接してきた
「大丈夫?智樹くん、、」
「なにかあったら言ってね、、」
そんな態度とられて何が言えるって言うんだよ
誰でもいいから本気でぶつかってきてほしかった
それが涼太だった
俺は涼太に救われた
「智樹!いい加減にしろ
お前最近何やってるんだよ学校にも来ないで
夜ほっつき歩いて」
「、、、お前に関係ねえだろ」
「智樹、、
お前さ、麗奈が亡くなってから泣いたか?」
「、、、」
「智樹、辛いなら辛いって言えよ
苦しいなら泣けよ、叫べよ
もっとみんなに当たれよ
俺を頼ってくれ
お前は1人じゃない
本当は誰かにしがみついて泣きたいんだろ?
気が済むまで泣け
麗奈が亡くなったのは、お前と喧嘩したからだよ
お前のせいだよ」
初めて麗奈が亡くなったのは俺のせいだと言われた
誰も麗奈が亡くなったことに対して俺を責めなかった
むしろ慰めてくれた
「智樹くんのせいじゃないよ、智樹くんは何も悪くないよ」
なんでだよ
俺を思いっきり責めてくれよ
お前のせいだって言ってくれよ
「、、俺のせいで、、」
「でもな、でも、智樹だけのせいではない
あれは不慮の事故だったんだ
誰にも止められなかった
こうなるって予想できたもんじゃないだろ?
俺だって麗奈が死んだなんて認めたくない
今だってどこかで生きてるんじゃないかって思ってる
あれは悪い夢だったんじゃないかって
でも、どこを探しても麗奈はいないんだ
おかしいだろ
だからさ、それを認めて前向いて生きていくしかないだろ?
それが俺らが麗奈にできる1番のことなんじゃないのか?
死ぬな、智樹!
別に麗奈のために生きろなんて言わない
お前はお前のために生きるんだ
これから麗奈がいないこの世界で生きる意味を見つけるんだよ
生きて生きて、いつか分かるから
この世界で生きていく意味が
でも、もしさ、もしそれでもわからなかったとしたら
麗奈のいないこの世界で生きる意味なんでないって思っちゃったら
俺のために生きてくれよ、
俺も麗奈がいなくなって、毎日が苦しかった
一気に世界が変わった
生きてる心地がしなかった
でもさ、俺にとっては智樹が壊れたこともしんどかったんだよ
今までずっと一緒にいた智樹がこんなふうに変わっちゃったのが、見ててしんどかった
みんな麗奈がいなくなって悲しがってるけど、
智樹のしんどさはみんなとは違う
ずっと自分を責めてたんだって、気づいてた
なのに何もしてやれない自分にめっちゃ腹がたった
麗奈のこともそうだけど、でも智樹がそのせいで変わっちゃったのが1番しんどい
だから、変かもだけど
生きてくれ、俺のためにも
一緒に生きる意味を見つけよう、智樹」
涼太の言葉でようやく自分の気持ちに気がついた
本当は誰かに助けてほしかった
本当は苦しかった、つらかった
みんな麗奈が亡くなってから、腫れ物に触るように接してきた
「大丈夫?智樹くん、、」
「なにかあったら言ってね、、」
そんな態度とられて何が言えるって言うんだよ
誰でもいいから本気でぶつかってきてほしかった
それが涼太だった
俺は涼太に救われた