運命なんかじゃない
* 補足という名の言い訳 *




 現実的な観点から自作品に対してツッコミたいことがあるので書かせていただきます。

 フェリーから人が落ちたとして、そのフェリーの人たちで救助できるのか? と疑問に思い、調べてみました。
 結果、同じフェリーの人たちが助けられる確率は極めて低いだろうと思いました。

 フェリーから落ちた人を助けたエピソードを調べようとしても、そんなものが出てきません。
 落ちたら海上保安庁に連絡すること、とか、転落した人物を数時間後に救助、という話なら出てきました。

 おそらく、落ちたフェリーと同じフェリーでは救助できないのだろうと思います。

 細かい条件は際棚上げにするとして、フェリーは平均すると20ノット、約38キロで進んでいるらしいです。
 モデルにしたフェリーの大きさは約100メートル。

 ということは、フェリーから落ちたとして、速攻で通り過ぎます。40キロで走る車から転落した場合を考えるとわかりやすいでしょうか。しかも船は車以上にすぐには止まれません。
 おそらく、落ちた! 大変だ! と言ってる間にフェリーは通り過ぎます。

 つまり、作中のようにフェリーから人が飛び込んで助けるのは、普通はありえないということになります。

 でもまあ小説だから、いいよね! ありえないけど許してね!

 という気持ちでアップしました。

 救助用リフターもフェリーについているかどうか、怪しいです。
 それがついている船は、私が調べた範囲では小型の船舶でした。
 でも作品の都合で、フェリーにリフターがついている設定にしました。

 ここで正直に白状したので許してください。
 ごめんなさい。

 こんなこと書くのも野暮かなあと思いつつ、「ありえない」と突っ込まれるのも嫌なので自爆してみました。
 コンテスト応募作なので、この言い訳は締め切り前には消します。
 あ、タイトルで運命をド否定してる……けど、まあいっか!

 こんな言い訳までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 船旅は落水事故に注意して楽しみましょう!
 ではまた!


25年6月1日
 補足を復活させました。

 イベントに行った際に海上自衛隊の方と話す機会があったので、船から落ちた場合のことを聞いてみました。

 やはり、落ちた直後であっても船はすぐには止まれないので、救出するのは難しいとのことでした。続きを書くにしても、この虚構部分の処理が難しい……。
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