ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「ウィリオ、ブランコがすごく面白いにゃーっ!」

「お兄さまー、ブランコ楽しいのー」

「兄上ー、ブランコブランコー」

 三人がぱたぱたと駆けてきて報告して、またブランコに乗りに戻っていく。しばらくするとまた報告に来る。

「おお、それはよかった、ぞ……」

 なんとなく『お兄ちゃんポジション』にはまってしまって、一緒にブランコ遊びができなくなったウィリオ王子は、ほんの少し寂しそうだ。

 と、セラがウィリオ王子を担ぎあげた。

「うわあ、なにをする!」

「大人のふりをしないで、一緒に遊べばいーんですよっと」

 セラはブランコに駆け寄るとウィリオ王子を乗せて、背中をぐいっと押した。

「殿下もまだまだ子どもなんですからね、たくさん遊んでたくさん食べて、たくさん眠って、もっとゆっくり大人になっていいんですよ!」

 大きく揺れたブランコは、ウィリオ王子を高く高く持ち上げた。

「セライラスタングリーズル、押しすぎだぞーっ!」

 そんな風に叫びながらも、ウィリオ王子は楽しそうに風を切ってブランコを漕いだ。
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