ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「ウィリオのブランコは最高に楽しいにゃんね」

「お兄さまはブランコ作りの天才なのよ」

「さすがは兄上! さすがは兄上!」

 無邪気な子どもたちに手放しで喜ばれて、ウィリオは笑顔で「楽しんでもらえて、作った甲斐があった」と言った。

「エリナ、これなら友人達を招待しても大丈夫だろうか?」

「きっとみんな、大喜びで遊ぶと思うにゃんよ。椅子の形になっているから乗り心地がいいし、安定感があるし、小さな子でも安全に遊べるにゃん」

「よかった、これでひと安心だ。ルディ殿下、よかったらわたしのブランコに乗ってみませんか? あれなど、かなり高くこげて楽しいですよ」

「そうだな、ぜひ乗せてもらいたい」

 ルディの心の中の少年が喜んでいるらしく、彼の尻尾はふっさふっさと大きく振られた。

 ウィリオ王子の作ったブランコは、思いきりこぐととても大きく高く揺れて楽しかったので、子どもたち(と、ルディ)はみんな夢中になり、セラが声をかけるまでブランコ遊びを楽しんだ。

「そろそろ休憩して、おやつにしませんか? 焚き火の準備ができていますよ」

 実は、ツリーハウスの前では、警備についている諜報部員が火を起こしておやつの準備をしておいてくれたのだ。
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