ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「そんなに落ち込むことはない。人は時には感情のままに振る舞うことがあって当然だし……むしろ、まだ幼いエリナが気を使いすぎるのはよくないと思う。スカイヴェン国にやって来てから泣くことはあっても、怒るのは初めてではないか?」
そうルディに言われて、エリナは思い当たったようで「にゃ……」と目をぱちくりさせた。
「そう言われてみると、生まれて初めて気軽に怒ったかもしれません」
「そうかそうか……なんだと?」
「お待ちよエリナ。今、生まれて初めてって言ったのかい?」
キジトラ猫のミメットも、驚いて尋ねた。
「はい。他人から理不尽に怒られることはたくさんありましたけど、自分が怒ることはなくて。なんか、なにもかも諦めないと生きていけなかったんですよね」
エリナは力なく笑った。
彼女が日本で暮らしていた時には環境があまりにも過酷過ぎて、怒る余裕すらなかったのだ。
そうルディに言われて、エリナは思い当たったようで「にゃ……」と目をぱちくりさせた。
「そう言われてみると、生まれて初めて気軽に怒ったかもしれません」
「そうかそうか……なんだと?」
「お待ちよエリナ。今、生まれて初めてって言ったのかい?」
キジトラ猫のミメットも、驚いて尋ねた。
「はい。他人から理不尽に怒られることはたくさんありましたけど、自分が怒ることはなくて。なんか、なにもかも諦めないと生きていけなかったんですよね」
エリナは力なく笑った。
彼女が日本で暮らしていた時には環境があまりにも過酷過ぎて、怒る余裕すらなかったのだ。