ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 休暇をして、美味しい果物のおやつも食べ終わったので、元気いっぱいなったエリナたちは料理の続きに取りかかる。

 ジャガイモや玉ねぎやにんじんといった野菜も、数々のキノコもたくさんあったので、こちらも大きな鍋にふたつ、クリームシチューを作ることとなっている。
 岩塩やハーブ、香辛料を入れて、コトコトと時間をかけて煮込んだ野菜は、中まで柔らかく火が通っている。

「それじゃあ、ここに牛乳を加えて、沸騰するのを待つ間にブールマニエを作るにゃん」

 エリナは柔らかくしたバターに小麦粉をよく混ぜた。

「これを煮汁で伸ばしてお鍋に入れると、ちょうど良いとろみがつくにゃんよ。小麦粉をバターで焦げないように炒めてホワイトソースを作るやり方もあるけれど、野外の料理には不向きだからこっちにしたにゃん」

「なるほどな。その場の状況に合わせてレシピを変えていくのか」

 ウィリオ王子は感心して頷いた。

「料理はその場の状態から判断するのが基本にゃん。野菜や肉などの素材、調理器具の充実度、火の種類もにゃ。水をたくさん使えるかどうか、なんてことも関わってくるし、なにより、どんな人が食べるのかということを考えなくてはならないにゃん」

「ふむ」
< 136 / 254 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop