ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 さて、ミメットがエリナのモフりでメロメロになっている間に、ルディがどうしてたのかというと。

(怒ったことのない人生だと? そんなことがありうるのだろうか?)

 子猫はあまり過去を語らないが、ふと漏れ出す話から寂しく辛すぎる生活がわかってしまい、ルディの心に突き刺さるのだ。


(気持ちに余裕があって怒らないならともかく、エリナの場合は辛いことから自分を守るために、怒ることができなかったのだ。この子猫はどれほど魂が傷ついているのだろう……俺がなんとかしてやりたい。だが、どうしたら……うん?)

 深く思考していたルディが顔を上げると、そこには蕩けた顔のキジトラ猫と、緩みきった顔の子猫がいる。

(……あれ? 傷ついた魂は、どこへ?)

「モフモフ、モフモフゥーッ、フーッ! うにゃあん、最高すぎるにゃ!」

 今のエリナはめちゃくちゃ幸せそうであった。

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