ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「メイシーちゃんもそうですけれど、お小さいエリナちゃんにも怖い目に遭わせてしまって……本当に申し訳ないわ」

 王妃はふたりの女の子の心を気遣った。

「ふたりとも、とても勇敢で誇り高い素晴らしい女の子ですわ。本当にありがとう。全国民に代わってお礼を言わせてくださいね」

「そっ、そんな、王妃様!」

 あたふたするのはメイシーであった。

「わたしなんて、ミュリンデル様を抱っこして道案内するくらいしか役に立ってないし、全然、そんな、たいしたことをしていないんです」

「いいえ、メイシーちゃんがいなければミュリンデル様の安全は守られませんでしたよ。それなのに、恐ろしい経験をしたダンジョンにまた戻るなんて、たいそう勇敢な女の子ですわ」

「そんな! 勇敢とかいうならわたしよりもエリナちゃんですよ。なにしろ、ダンジョンはの魔物をフライパンで叩きのめして、最後には怯えてぷるぷる震えるだけのものにしてしまったんですから!」

「……はい?」

「フライパン?」

「ぷるぷる?」

「フライパンで……なにを?」

 紹介係(実は宰相である)のドワーフ、国王、王妃、ヨーゼフ王子は、メイシーの言葉を聞いてきょとんとした。
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