ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 そこからは延々と、『旋風のミメット』がいかにカッコよくて素晴らしい冒険者なのかという話になる。ルディも「それはすべて事実だな」と腕を組んで頷く。
 子猫があまりに褒め称えるので、ドワーフたちは『これは一度、ミメット嬢をゼットランドにお招きして、ダンジョン攻略の指導を頼まないと!』と考えて始めてしまった。

「しまった、ついつい姉さん自慢をしちゃったにゃん」

 子猫が小さな舌をぺろっとだしたので、その姿を見て見たものは思わず「むふん」と鼻息を荒くしてしまう。白耳子猫の舌ぺろは、小さなモフモフ好きには大変なご褒美なのである。メイシーでさえ、「エリナちゃんが可愛すぎてつらい!」とその場でエリナを抱きしめそうになったほどだ。

「それより、ハンバーグのことなんですけど」

 子猫はきらりと目を光らせた。

「もし良かったらなんですけど、美味しく食べてもらえて嬉しいので、今日は王宮の調理人さんたちと一緒にアレンジしたものを作ってもいいかにゃ?」

「ハンバーグのアレンジ? もちろんですとも! これは嬉しいぞ」

「まあ、それはとても楽しみなお話ですね」

 国王夫妻は、大好物になったハンバーグを、本家本元の子猫が作ってくれると聞いて、目を輝かせた。
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