ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 さて、一時間ほどお昼寝をした子猫は元気いっぱいになって目を覚ました。獣人は体力の回復がとても早いのだ。

「んにゃ……あ、れ?」

 エリナは自分がふかふかのベッドにいることに気づき、起きあがった。

「エリナ様、お目覚めでございますね」

「にゃっ、リスさん!」

 瞬間的に尻尾に視線を吸い寄せられる子猫である。笑顔のリス嬢が尻尾を振ったので、エリナははっと顔をあげた。
 
「あ、いつもお世話になっております」

「いえいえ」

「そしていつも素敵な尻尾ですね」

「ありがとうございます。エリナ様の白い尻尾もとても素敵でございます」

「ありがとうにゃん! お着替えをしてくれたんですね」

 いつの間にか寝巻きに着替えていた子猫は、リスの女性に「お着替えもありがとうにゃん」とお礼を言った。

「ふふふ、次は可愛いドレスにお着替えしましょうね。その前に、喉が渇いていませんか? 果実水がありますよ」

「渇いてるにゃ! いただきます」

 冷たい果実水をこくこく飲んでから、エリナは淡いブルーの生地に薄ピンクとクリーム色のバラの刺繍が施された、華やかで可愛らしいドレスに着替えた。髪は後ろで三つ編みにして垂らし、小花とリボンで飾ってもらう。
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