ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「あはははははは、酷いや兄さん! かわいそうに、かわいそうだけど、可愛くておかしい!」

「ぷっ、くくくくくくっ、苦しい、おなかが痛いわ、なんて酷いフェンリルなのかしら、飛んできた子猫を肉球で……ぷふうっ!」

「うわっはははははーっ、見たかったぞ! 可愛いが、可愛いがかわいそうじゃ、子猫に酷いことをする奴め、わしが成敗してぶふふふうっ!」

 三人は、涙を流して笑い転げている。その様子を見て「……」と無言になるルディ。だが、確かに酷いフェンリルなので、抗議することはできない。

「ほら、俺も寝起きで少しぼうっとしていたからな、目の前に白いもこもこがふわーんと飛んで来たから、ついこう」

 肉球で優しく、でも確実に叩き落とす仕草をしてみせると、笑いがいっそう激しくなり、呼吸も苦しくなって三人は椅子から落ちてしまった。

「……うむ、三人が大笑いしていたとエリナに伝えておこう」

「やめ、やめて、フランお兄ちゃんが嫌われちゃうからやめてーっ!」

「お願い、言わないで、もう笑わないから」

「おじいちゃん酷いって思われてしまう、やめてくれ、頼むから、このことは内密に!」

 息も絶え絶えになりながら、必死で口止めをする三人であった。
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