ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「今日は、初めて森に行って魔物を狩ってきたんです」

「まあ、さすがは猫ちゃんでございますね」

「リスさんは狩りをしないんですか?」

「人によりますよ。わたしは父が犬なので家族で何度も行きましたけどね。とても楽しかったです。母はカンガルーなので、父よりも張り切っていました」

「カンガルーさん、強そうにゃん」

「格闘技が得意な母なんです」

 そんな会話をしながら、ルディたちがいる部屋に送ってもらう。

「こんにちは。寝ちゃってごめ……」

「まあ、エリナ。よく眠れたみたいね、ふふふ」

「んにゃっ!?」

 子猫の顔を見ると同時に猛ダッシュしたサランティーナ王妃が、エリナを素早く抱き上げた。

「あ……」

 数歩足を踏み出したところで呆然としているのは、エリナ争奪戦に負けたルディである。母の思いもよらないいい動きに惨敗した息子は、悔しげに拳を握りしめてからお茶の席に戻った。

「美味しいお菓子があるわ。一緒に食べましょうね」

 王妃の膝に乗せられたエリナは「あの、はい」と肩をすくめた。
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