ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 ゼラチンを煮溶かしたコンソメスープは、浅い容器に入れて冷ましてから冷蔵庫に入れた。

 エリナはキュウリを取り出した。

「薄く皮を剥いてから、小さなサイコロ型に切り、塩味をつけます。海老は塩茹でして皮を剥き、トマトは皮と種のところを除いて四角に切ります。で、これを器に入れておくにゃ」

 コンソメスープのゼリーはすぐに固まった。
 エリナはできたゼリーをスプーンで引っ掻いて、キラキラ輝くクラッシュゼリーにしてから、具材の入った器に乗せて、上に緑が鮮やかなディルの葉を飾った。

「できあがりにゃん」

「こ、これは……」「なんて美しい料理だろう」「下に入った具が透けて見えて、まるで宝石箱のようだ」と、料理人たちはため息をつく。

「これがゼラチンを使った料理の魅力ですよね。綺麗で味も良く、柔らかめに寄せたコンソメゼリーは口に入れるとすっととろけるはずです……さあ、味見するにゃん!」

「おう! 味見ならば俺に任せろ!」

 一番大きな声で返事をしたのは、味見隊長のルディであった。
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