ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
エリナはウィリオ王子に訪問予定の手紙を書くと、彼女の身辺を警護している王家の諜報員に託した。
彼らのことを配達屋さんとしか認識していない子猫は、ルディの屋敷の玄関から外に出ると「配達屋さーん、お手伝いして欲しいにゃ」と小さく言った。
すると、通りかかった青年が笑顔で近づいてきた。
「こんにちは、エリナさん。初めまして、ですね。僕にどのようなご用ですか?」
「あっ、カワウソさんにゃ! カワウソさんにゃーん、カワウソさんにゃーん」
「え? え?」
「お耳が丸いにゃん、手触りがよさそうにゃん、素敵なカワウソにゃん」
カワウソの青年は、目をキラキラさせてにゃんにゃん鳴いているエリナを見て戸惑った。
エリナの後ろからルディが顔を出すと「中に入れ」とカワウソ青年を招き入れた。
「新顔のカワウソだな。ここに来た新人は、必ずやらねばならないことがある。先
輩から申し送りされていないか?」
彼らのことを配達屋さんとしか認識していない子猫は、ルディの屋敷の玄関から外に出ると「配達屋さーん、お手伝いして欲しいにゃ」と小さく言った。
すると、通りかかった青年が笑顔で近づいてきた。
「こんにちは、エリナさん。初めまして、ですね。僕にどのようなご用ですか?」
「あっ、カワウソさんにゃ! カワウソさんにゃーん、カワウソさんにゃーん」
「え? え?」
「お耳が丸いにゃん、手触りがよさそうにゃん、素敵なカワウソにゃん」
カワウソの青年は、目をキラキラさせてにゃんにゃん鳴いているエリナを見て戸惑った。
エリナの後ろからルディが顔を出すと「中に入れ」とカワウソ青年を招き入れた。
「新顔のカワウソだな。ここに来た新人は、必ずやらねばならないことがある。先
輩から申し送りされていないか?」