ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
新人の諜報員は「……あっ!」と声をあげた。
「モフモフ系の調査員は、エリナさんの求めに応じて頭を獣化させねばならない! でしたね。しまった、忘れていました。すぐにカワウソの姿に、いや、姿はいいんだっけ、間違えちゃったぞ」
慌てたカワウソは、全身を獣化させてしまった。
床に落ちた服の中から「すいません、ちょっとカワウソになっちゃいましたー」とコツメカワウソが出てきたので、エリナは喜びのあまり「うにゃーん!」と叫んでカワウソを抱き上げた。
「すごいにゃん、カワウソにゃん、ふわふわの優しい肌触りにゃん、撫でても撫でてもまた撫でたくなる魅惑のふんわりさんなのにゃーん」
エリナに身体を撫でられて、最初は「あっ、エリナさん、いけません」とためらっていたカワウソだったが、やがて彼女のゴールデンフィンガーに陥落してしまった。
くったりと身体をリラックスさせたカワウソをひたすら愛でるエリナ。もう誰も彼女を止められない……いや、勇者ルディが止めた!
「エリナ、それは可愛いカワウソの姿をした若い男だぞ。嫁入り前の淑女が撫でくりまわすのは、その、あまり褒められたことでは……」
「なにを言ってるんですか? モフモフですよ? わたしの前では、モフモフはすべて等しく尊いモフモフなのです!」
「あ……すまん」
残念、勇者は止めそこなった。
「モフモフ系の調査員は、エリナさんの求めに応じて頭を獣化させねばならない! でしたね。しまった、忘れていました。すぐにカワウソの姿に、いや、姿はいいんだっけ、間違えちゃったぞ」
慌てたカワウソは、全身を獣化させてしまった。
床に落ちた服の中から「すいません、ちょっとカワウソになっちゃいましたー」とコツメカワウソが出てきたので、エリナは喜びのあまり「うにゃーん!」と叫んでカワウソを抱き上げた。
「すごいにゃん、カワウソにゃん、ふわふわの優しい肌触りにゃん、撫でても撫でてもまた撫でたくなる魅惑のふんわりさんなのにゃーん」
エリナに身体を撫でられて、最初は「あっ、エリナさん、いけません」とためらっていたカワウソだったが、やがて彼女のゴールデンフィンガーに陥落してしまった。
くったりと身体をリラックスさせたカワウソをひたすら愛でるエリナ。もう誰も彼女を止められない……いや、勇者ルディが止めた!
「エリナ、それは可愛いカワウソの姿をした若い男だぞ。嫁入り前の淑女が撫でくりまわすのは、その、あまり褒められたことでは……」
「なにを言ってるんですか? モフモフですよ? わたしの前では、モフモフはすべて等しく尊いモフモフなのです!」
「あ……すまん」
残念、勇者は止めそこなった。