ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
今回の旅は非公式なものなので、エリナとルディは王宮には出向かずに出発するつもりだった。だが、公式な訪問ではなくても、スカイヴェン国からのお土産と手紙を渡して欲しいと頼まれた。
「お泊まりさせてもらうのだから、ウィリオ王子にもお土産をお持ちした方がよろしくてよ。それから、ユーディリシェイラミアムスにも忘れずにね」
マーレン国の守護妖精は、無邪気な食いしん坊なのである。
サランティーナ王妃にアドバイスをもらったので、王宮の調理人が作ったマシュマロやロールケーキなども保冷バッグに入れて持って行く。これは小さな氷の魔石をビーズ状にして厚い布に縫い付けたバッグで、今のところ効果が一日しか持たないため、まだ開発途中で普及はさせていない。
今回も、使ったあとで使い勝手を研究チームに報告するのだ。
今日のエリナは、ミメットのアドバイス通りに冒険者の姿をしている。そして、武器のフライパンもしっかりと持参していた。
「エリナちゃん、そんな勇ましい格好も可愛いね。だけど、どうして肉球のマークが入ったフライパンを持っているんだい?」
忙しい中を縫って見送りにやってきた王太子のフランセスが、銀色に光る明らかにただものではないフライパンを、不思議そうに見た。
「ふっふっふ、これはわたしの武器にゃんよ!」
鼻息を荒くする子猫を見て、残念ながらよく理解できなかったフランセスは「ええと、料理人であるエリナちゃんにとって、調理器具は武器と一緒ということ、でいいのかな?」と首をひねった。
「お泊まりさせてもらうのだから、ウィリオ王子にもお土産をお持ちした方がよろしくてよ。それから、ユーディリシェイラミアムスにも忘れずにね」
マーレン国の守護妖精は、無邪気な食いしん坊なのである。
サランティーナ王妃にアドバイスをもらったので、王宮の調理人が作ったマシュマロやロールケーキなども保冷バッグに入れて持って行く。これは小さな氷の魔石をビーズ状にして厚い布に縫い付けたバッグで、今のところ効果が一日しか持たないため、まだ開発途中で普及はさせていない。
今回も、使ったあとで使い勝手を研究チームに報告するのだ。
今日のエリナは、ミメットのアドバイス通りに冒険者の姿をしている。そして、武器のフライパンもしっかりと持参していた。
「エリナちゃん、そんな勇ましい格好も可愛いね。だけど、どうして肉球のマークが入ったフライパンを持っているんだい?」
忙しい中を縫って見送りにやってきた王太子のフランセスが、銀色に光る明らかにただものではないフライパンを、不思議そうに見た。
「ふっふっふ、これはわたしの武器にゃんよ!」
鼻息を荒くする子猫を見て、残念ながらよく理解できなかったフランセスは「ええと、料理人であるエリナちゃんにとって、調理器具は武器と一緒ということ、でいいのかな?」と首をひねった。