今夜、上司と不倫します 不倫したら一億円もらえるって本当ですか!?
「それで、私は首にならなくていいんですよね!?」
「もちろんだ。……いや、それもいいか」
「え?」
首にしない、という確約が欲しかったのに。
もちろんだ、と言った直後に心変わりするなんて。
「俺の妻として永久就職するのはどうだ。実家の借金も俺がどうにかする」
「妻!」
亜都は驚いて声を上げる。
「妻と秘書、両方でもかまわないが」
「いえ、あの」
急展開すぎて亜都は言葉を失くした。
おそらくさきほどは告白されたのだが、まだ実感がない。それなのに、これはもはやプロポーズだ。
「私の秘書さん、このあとの私の予定は?」
「なにもないです」
清良の計画では、今頃は亜都と怜也は結ばれているはずだったから。
「なら大丈夫か」
怜也は亜都の隣に立ち、彼女に顔を近付ける。
「ここに来た時点で、覚悟は決まってるんだろう?」
耳元で囁かれ、亜都の背がぞくぞくっと甘く震えた。
せっかく服を着たのに、脱がされちゃうのかな。
どきどきしながら、亜都は目を閉じる。
やわらかな感触が降りて来て、熱い夜が訪れる予感に全身が甘く溶けていった。
終
「もちろんだ。……いや、それもいいか」
「え?」
首にしない、という確約が欲しかったのに。
もちろんだ、と言った直後に心変わりするなんて。
「俺の妻として永久就職するのはどうだ。実家の借金も俺がどうにかする」
「妻!」
亜都は驚いて声を上げる。
「妻と秘書、両方でもかまわないが」
「いえ、あの」
急展開すぎて亜都は言葉を失くした。
おそらくさきほどは告白されたのだが、まだ実感がない。それなのに、これはもはやプロポーズだ。
「私の秘書さん、このあとの私の予定は?」
「なにもないです」
清良の計画では、今頃は亜都と怜也は結ばれているはずだったから。
「なら大丈夫か」
怜也は亜都の隣に立ち、彼女に顔を近付ける。
「ここに来た時点で、覚悟は決まってるんだろう?」
耳元で囁かれ、亜都の背がぞくぞくっと甘く震えた。
せっかく服を着たのに、脱がされちゃうのかな。
どきどきしながら、亜都は目を閉じる。
やわらかな感触が降りて来て、熱い夜が訪れる予感に全身が甘く溶けていった。
終


