僕は彼女をこよなく愛している
そんなある日。
「ねぇ、実陽」
「んー?
なぁに?」
ある日の夕食後。
ココアを飲みながら、ゆっくりしている二人。
動画をボーっと見ている霞月と、相変わらず霞月を後ろから包み込み頬を擦り寄せていた実陽。
後ろから顔を覗き込んだ。
「明日、ちょっと実家に行きたいんだけど」
「え?うん、わかった!」
「………」
「ん?」
「“一人で”ね」
「えー!一緒に行きたいぃー!
ご両親にも挨拶しないと!」
「服、取りに行くだけだよ。
暖かくなってきたから、カーディガンを取りに行きたいの。
こっちに持ってくるのを忘れてたみたいで」
「それでも!」
「………」
「お願い…!」
「はぁ…」
「るなちゃーん!」
「わかった」
「やったー!」
次の日。
「ただいま」
「「おかえり〜!!」」
「こんにちは!」
「実陽くんも来てくれたの!」
「久しぶりだね!」
「すぐ、コーヒー淹れるわね〜」
「わぁ〜ありがとうございます!」
美女・霞月の両親なだけあって、美男美女な両親。
家族三人を見ると、見惚れてしまう程に。
「実陽くん、チーズケーキ食べない?」
「妻の作ったチーズケーキは美味しいよ!」
「はい!頂きます!」
「は?
もう、行くんだけど」
「ゆっくりしていきなさいよ!」
「そうだぞ?
せっかく来たんだし!ね?実陽くん」
「はい!」
「………」
(なんでこんな仲良いの?)
実陽は持ち前の明るさで霞月の両親の心を掴み、まるで家族のように馴染んでいた。
どちらかというと明るい陽キャな、霞月の両親。
初めて会った時から、すぐに実陽と打ち解けたのだ。
三人で楽しく世間話をしている、実陽と両親。
霞月はココアを飲みながら、ボーっと三人の話を聞いていた。
「――――へぇ~、そうなんですね!」
「………」
(なんでだろ?
なんか……面白くない…)
仲間外れみたいな状態だから?
(いやいや…仲間外れくらいは、別に…)
実陽が両親に“取られた”感じがするから?
(………それだな…
私、嫉妬してるんだ……パパとママに…)
「ねぇ、実陽」
「んー?
なぁに?」
ある日の夕食後。
ココアを飲みながら、ゆっくりしている二人。
動画をボーっと見ている霞月と、相変わらず霞月を後ろから包み込み頬を擦り寄せていた実陽。
後ろから顔を覗き込んだ。
「明日、ちょっと実家に行きたいんだけど」
「え?うん、わかった!」
「………」
「ん?」
「“一人で”ね」
「えー!一緒に行きたいぃー!
ご両親にも挨拶しないと!」
「服、取りに行くだけだよ。
暖かくなってきたから、カーディガンを取りに行きたいの。
こっちに持ってくるのを忘れてたみたいで」
「それでも!」
「………」
「お願い…!」
「はぁ…」
「るなちゃーん!」
「わかった」
「やったー!」
次の日。
「ただいま」
「「おかえり〜!!」」
「こんにちは!」
「実陽くんも来てくれたの!」
「久しぶりだね!」
「すぐ、コーヒー淹れるわね〜」
「わぁ〜ありがとうございます!」
美女・霞月の両親なだけあって、美男美女な両親。
家族三人を見ると、見惚れてしまう程に。
「実陽くん、チーズケーキ食べない?」
「妻の作ったチーズケーキは美味しいよ!」
「はい!頂きます!」
「は?
もう、行くんだけど」
「ゆっくりしていきなさいよ!」
「そうだぞ?
せっかく来たんだし!ね?実陽くん」
「はい!」
「………」
(なんでこんな仲良いの?)
実陽は持ち前の明るさで霞月の両親の心を掴み、まるで家族のように馴染んでいた。
どちらかというと明るい陽キャな、霞月の両親。
初めて会った時から、すぐに実陽と打ち解けたのだ。
三人で楽しく世間話をしている、実陽と両親。
霞月はココアを飲みながら、ボーっと三人の話を聞いていた。
「――――へぇ~、そうなんですね!」
「………」
(なんでだろ?
なんか……面白くない…)
仲間外れみたいな状態だから?
(いやいや…仲間外れくらいは、別に…)
実陽が両親に“取られた”感じがするから?
(………それだな…
私、嫉妬してるんだ……パパとママに…)