「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
夕方になって子供たちと手を振って別れ、私たちも公園を後にした。
2人で歩いて帰路につく。
「二日続けてボール蹴るとは思わなかったー」
そう言って楽しそうに前髪をかき上げるコウさんを見上げた。
コウさんが私を見おろし、
「楽しかったね」
と微笑んだ。
「うん、楽しかった」
「美琴って結構アクティブだね」
「そう?」
「そ。来週もどっか行く?」
「来週かぁ・・・・どうだろう。もしかしたら仕事かも」
「仕事?あー、そっか。そろそろ展示会あるんだっけ?」
「うん。2週間前だから。コウさんも来るんでしょ、うちの展示会?」
「もちろんお邪魔しますよ。しっかり交渉させていただきます」
「お待ちしています」
コウさんが少しだけ私の方に寄った。
コウさんの横を自転車が通り過ぎた。
当たり前のように道の外側を私が歩いていた。
そういえばいつもそれとなく私が車と反対側を歩いていることに気が付いて、コウさんは優しいなあと思った。
「もし、会えそうなら連絡して?」
「え?あ、はい」
「会えなくても連絡して?」
「はい」
「俺も連絡する」
コウさんの手がそっと頬に触れる。
反射的にコウさんを見上げてしまい、目があった。
あ、これ・・・。
慌てて視線を反らした。
「・・・わかった」
と頷いた。
コウさんは、
「フフフ」
と嬉しそうに笑って、頬の手を頭に移動して、ポンポンと頭を撫でた。
「学習してるじゃん」
「・・・」
『キスされるタイミング』だと思ったことがばれていて、返事に困る。
「じゃ、またね」
「うん。また」
手を振りあい、コウさんは帰っていった。
私は少しだけ見送って、オートロックのエントランスを開けて階段を上がった。
いろいろあった週末だったな・・・。
触れられた頬に手を当てる。
『俺と付き合わない?』
コウさんが言ったアレは、本気なのかな?
2人で歩いて帰路につく。
「二日続けてボール蹴るとは思わなかったー」
そう言って楽しそうに前髪をかき上げるコウさんを見上げた。
コウさんが私を見おろし、
「楽しかったね」
と微笑んだ。
「うん、楽しかった」
「美琴って結構アクティブだね」
「そう?」
「そ。来週もどっか行く?」
「来週かぁ・・・・どうだろう。もしかしたら仕事かも」
「仕事?あー、そっか。そろそろ展示会あるんだっけ?」
「うん。2週間前だから。コウさんも来るんでしょ、うちの展示会?」
「もちろんお邪魔しますよ。しっかり交渉させていただきます」
「お待ちしています」
コウさんが少しだけ私の方に寄った。
コウさんの横を自転車が通り過ぎた。
当たり前のように道の外側を私が歩いていた。
そういえばいつもそれとなく私が車と反対側を歩いていることに気が付いて、コウさんは優しいなあと思った。
「もし、会えそうなら連絡して?」
「え?あ、はい」
「会えなくても連絡して?」
「はい」
「俺も連絡する」
コウさんの手がそっと頬に触れる。
反射的にコウさんを見上げてしまい、目があった。
あ、これ・・・。
慌てて視線を反らした。
「・・・わかった」
と頷いた。
コウさんは、
「フフフ」
と嬉しそうに笑って、頬の手を頭に移動して、ポンポンと頭を撫でた。
「学習してるじゃん」
「・・・」
『キスされるタイミング』だと思ったことがばれていて、返事に困る。
「じゃ、またね」
「うん。また」
手を振りあい、コウさんは帰っていった。
私は少しだけ見送って、オートロックのエントランスを開けて階段を上がった。
いろいろあった週末だったな・・・。
触れられた頬に手を当てる。
『俺と付き合わない?』
コウさんが言ったアレは、本気なのかな?