「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
*
日曜日。
空は雲一つなく真っ青で、サッカーをするには天気が良すぎるくらいの晴天だった。
「コウさん、頑張ってね」
と労った私は観客席に向かった。
私がいる観客席は1階が選手控え室になっていて、観客は2階にある階段席で試合を観ることができた。
どちらのベンチがコウさんのチームの方か分からないので試合が始まるまで一番後ろの席で見ることにした。
K大学のサッカー専用グランドというだけあって、綺麗な人工芝がはられていた。高い位置から見下ろすことのできる観客席はピッチとも近くてとても見やすく、屋根もついているので快適なサッカー観戦が出来そうだった。
知っている人はいないけれど、観客席にはお父さんの応援に来たらしい小さな子供や奥さん、彼女さんらしき人達もたくさんいた。
私はわくわくしながらコウさんがピッチに出てくるのを見ていた。
しばらくしてコウさんが、チームメイトと話をしながらピッチに出てきた。
観客席を見上げてキョロキョロとした。
私を見つけて大きく手を振った。
私も手を振り返し、両手で拳を作って『頑張ってね』と応援して見せた。
コウさんは、右手で拳を作ってこちらに掲げた。
アップが始まってその位置からコウさんたちのベンチが右側だと分かり、席を移動した。
その時、
「美琴?」
と声を掛けられた。
声のした方を振り返る。
「やっぱり美琴だ!え?どうしたの?」
そう言って手を振りながら嬉しそうに私に近付いてきたのは、花ちゃんだった。
「花ちゃん…」
どうして、ここにいるの?
日曜日。
空は雲一つなく真っ青で、サッカーをするには天気が良すぎるくらいの晴天だった。
「コウさん、頑張ってね」
と労った私は観客席に向かった。
私がいる観客席は1階が選手控え室になっていて、観客は2階にある階段席で試合を観ることができた。
どちらのベンチがコウさんのチームの方か分からないので試合が始まるまで一番後ろの席で見ることにした。
K大学のサッカー専用グランドというだけあって、綺麗な人工芝がはられていた。高い位置から見下ろすことのできる観客席はピッチとも近くてとても見やすく、屋根もついているので快適なサッカー観戦が出来そうだった。
知っている人はいないけれど、観客席にはお父さんの応援に来たらしい小さな子供や奥さん、彼女さんらしき人達もたくさんいた。
私はわくわくしながらコウさんがピッチに出てくるのを見ていた。
しばらくしてコウさんが、チームメイトと話をしながらピッチに出てきた。
観客席を見上げてキョロキョロとした。
私を見つけて大きく手を振った。
私も手を振り返し、両手で拳を作って『頑張ってね』と応援して見せた。
コウさんは、右手で拳を作ってこちらに掲げた。
アップが始まってその位置からコウさんたちのベンチが右側だと分かり、席を移動した。
その時、
「美琴?」
と声を掛けられた。
声のした方を振り返る。
「やっぱり美琴だ!え?どうしたの?」
そう言って手を振りながら嬉しそうに私に近付いてきたのは、花ちゃんだった。
「花ちゃん…」
どうして、ここにいるの?