エリート御曹司の溺愛に甘く蕩かされました
第四章
幸せな休日をあなたと
五月に入り、ゴールデンウィークに突入した。初日の今日は、沙希とふたりでランチをしている。
カジュアルなイタリアンのお店で、石窯焼きピザやフルーツたっぷりのサングリアを楽しんでいると、沙希がニコニコして言った。
「最近、乃愛、調子いいね。企画も順調に進んでるみたいだし、前よりもイキイキして見えるよ」
「ありがとう。沙希には心配させちゃったね」
「いいのよ。それよりも、ずっと気になってたことがあるんだけど」
「えっ、何?」
すると沙希は、顔をずいっと近付けてきた。
「乃愛ってさ、御堂課長が好きなんでしょ?」
「えぇっ!?」
驚いて声が裏返る私に、沙希は「やっぱりね」と納得した様子で頷く。
「最近の乃愛は、御堂課長にぼーっと見惚れてる時があるからさ。まあ、私もこっそり目の保養にしてるけど、乃愛のはあからさまだよ。女の先輩たちはそういうのよく見ているから、気を付けなよね」
「うん、沙希の言う通りだよ……」
御堂課長とのお付き合いが始まってから、私は彼を意識するようになってしまった。自然に話せるようになったはずなのに、今では妙に緊張する。
一方で、テキパキと働く御堂課長を無意識に見つめてしまうこともあって、これは良くないと反省する毎日だ。
カジュアルなイタリアンのお店で、石窯焼きピザやフルーツたっぷりのサングリアを楽しんでいると、沙希がニコニコして言った。
「最近、乃愛、調子いいね。企画も順調に進んでるみたいだし、前よりもイキイキして見えるよ」
「ありがとう。沙希には心配させちゃったね」
「いいのよ。それよりも、ずっと気になってたことがあるんだけど」
「えっ、何?」
すると沙希は、顔をずいっと近付けてきた。
「乃愛ってさ、御堂課長が好きなんでしょ?」
「えぇっ!?」
驚いて声が裏返る私に、沙希は「やっぱりね」と納得した様子で頷く。
「最近の乃愛は、御堂課長にぼーっと見惚れてる時があるからさ。まあ、私もこっそり目の保養にしてるけど、乃愛のはあからさまだよ。女の先輩たちはそういうのよく見ているから、気を付けなよね」
「うん、沙希の言う通りだよ……」
御堂課長とのお付き合いが始まってから、私は彼を意識するようになってしまった。自然に話せるようになったはずなのに、今では妙に緊張する。
一方で、テキパキと働く御堂課長を無意識に見つめてしまうこともあって、これは良くないと反省する毎日だ。