離婚してから始まる恋~念願かなって離婚したら、元夫が私を追いかけて辺境までやってきました~
ガブリエルとミレイナの結婚式は
つつがなく執り行われ、
たくさんの人の祝福に包まれて無事に終了した。
新婦をどこか羨ましそうな顔で見つめるエレオノールを見ていると、
自分たちの結婚式も盛大にしなければと
心の中で誓った。

結婚式に続く披露宴もお開きになり、
すっかりと夜も更けた頃、
エドリックはエレオノールとともに
アルドヴァール大公の元を訪ねた。
エレオノールの父に正式に結婚(正確には再婚)の許しを
貰わなけれなならない。
「一度娘を捨てたじゃないか」と非難されるのではないかと思っていたが、
意外にも再婚の許しはすんなりともらえた。
エレオノールですら、
「え、良いの?」と聞き返すほどに。

「だって愛し合っているなら許すしかないだろう。離婚した相手と再婚するのは、確かに聞こえはあまり良くないが。ヴァリニア国王のことは私も信頼しているし、そんな君が娘を大事にしてくれるなら私も安心だ。」
「ガビに続いてノーラも幸せになってくれるなんて。これ以上のことはないわね。」

アルドヴァール大公夫妻からも祝福された以上、
今度こそエレオノールを幸せにしなければならない。
そのためにはなんだってするつもりだった。
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