離婚してから始まる恋~念願かなって離婚したら、元夫が私を追いかけて辺境までやってきました~
「ノーラ。私は明日国に帰るが、帰ったらすぐ君を迎えるために準備に取り掛かる。そして出来るだけ早く君を迎えにこよう。」
そうエレオノールと約束して、
ヴァリニア王国への帰途についた。

帰国してすぐさま、
議会でアルドヴァール大公家のエレオノール姫との再婚を宣言する。
議会にはどよめきの声が広がったが、
意外にも反対意見は少なかった。
エレオノールが王妃だった頃、
彼女は非常に熱心に公務をこなしてくれていて、
そんな勤勉な彼女が帰って来てくれるのは
非常に助かるのだそうだ。
それに私がアルドヴァール大公国を助けるために
進軍した時から、
こうなるんじゃないかという噂が
貴族たちの中であったらしい。

おおむね歓迎ムードの中で、
少数の難色を示していた中に
かの双子の母親の実父がいた。
娘がハーレムにいることは堂々と公にはできないが
公然の秘密というわけで、
すなわちみんなが知っている。
それらしい理由を言い募るものの、
反対する本当の理由(娘を王妃に昇格させたい)は
みんなが察してるわけで、
いまいち賛同を得られずにいる。

いつもであれば、
大多数の意見を採用して終わりにすればいいが、
こればかりは無視できない。
エレオノールを迎えるためには、
ハーレムは絶対解散させねばならないからだ。

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