100日後、キミのいない世界で生きていく
「り、莉久くん、私そろそろ行くね。じゃあまた…」
女の先輩が気まずそうに団Tシャツを抱えて、下着姿のまま私の横を慌てて通り過ぎて行った。
「あーあ、陽菜乃のせいでいいところだったのに逃げられちゃっただろ」
「な、な、な…っ!学校でなんてことしてんの!?」
「えー?なにって、言わせたいわけー?」
目の前までやってきた莉久が私の顎をくいっと持ち上げてくると、にやりと意地悪く笑った。
「さっきの続き、陽菜乃がしてくれんの?」
「は、はあ!?するわけないでしょ!」
「なんだ、つまんね。で、何しにきたの?」
「あ、体育祭!せっかくの体育祭なのに、サボるなって怒りにきたの!みんなで楽しもうよ」
「嫌だよ面倒くさい。汗かいて何が楽しいんだよ」
莉久は窓側までスタスタと歩いていくと、歓声の聞こえる校庭を冷めた目で見下ろしている。
「そんなくだらないイベントなんかよりも、女の子とイチャイチャしてた方が何倍も楽しいし。あ、さっきの人は新しい彼女候補。なかなかに美人だったでしょ?」
「そんなんだからいつまで経っても莉久は運命の人に出会えないんだよ!いつか絶対後悔する日が来るんだからね!」
女の先輩が気まずそうに団Tシャツを抱えて、下着姿のまま私の横を慌てて通り過ぎて行った。
「あーあ、陽菜乃のせいでいいところだったのに逃げられちゃっただろ」
「な、な、な…っ!学校でなんてことしてんの!?」
「えー?なにって、言わせたいわけー?」
目の前までやってきた莉久が私の顎をくいっと持ち上げてくると、にやりと意地悪く笑った。
「さっきの続き、陽菜乃がしてくれんの?」
「は、はあ!?するわけないでしょ!」
「なんだ、つまんね。で、何しにきたの?」
「あ、体育祭!せっかくの体育祭なのに、サボるなって怒りにきたの!みんなで楽しもうよ」
「嫌だよ面倒くさい。汗かいて何が楽しいんだよ」
莉久は窓側までスタスタと歩いていくと、歓声の聞こえる校庭を冷めた目で見下ろしている。
「そんなくだらないイベントなんかよりも、女の子とイチャイチャしてた方が何倍も楽しいし。あ、さっきの人は新しい彼女候補。なかなかに美人だったでしょ?」
「そんなんだからいつまで経っても莉久は運命の人に出会えないんだよ!いつか絶対後悔する日が来るんだからね!」