100日後、キミのいない世界で生きていく
「びっ…くりした。今、ちょうど美波に電話かけようとしてたんだよ」
「あ、そうなの?小腹が空いたからそこのコンビニ行ってたとこ。なんか用事でもあった?」
似たものカップルだなと苦笑しながら、美波に明日の夏祭りの話をする。
「若菜は来てくれるかまだわからないけど、来てくれるって信じてる。私はみんなとちゃんと向き合うって決めたから、美波も眞紘とちゃんと話してね?私のせいで二人がギスギスしたままなのは嫌だよ」
「あー…私も向き合う時が来たか」
美波は私の隣に腰掛けながら、持っていたビニール袋から二本入りのアイスを取り出し片方を私にくれた。
「なんて、心配しなくても私たちは大丈夫だよ。今まで喧嘩してこなかった方がカップルとして危ないでしょ?まあでも、陽菜乃の一番の味方でいようとしなかった眞紘には若干まだムカついてるとこがあるから一発くらいは殴るかもだけど」
そんなことを言いながらも、美波はどこか楽しそうだった。
「色々あったけどさ、それでもみんなのこと嫌いになんてなれないの。むしろ好きが増してる感じ?おかしいよね。こんなの恋じゃん。もう恋でギスギスすんのは嫌なのにさー」
美波がアイスをくわえながら、はーと大きなため息をこぼした。
「あはは、たしかに。恋に似てるけど…うーんでもなんて言うんだろうね、この感情。“恋”ってさ漢字の中に“心”が入ってるのに、私たちはお互いの心を傷つけ合って、ちっとも大切にできなかったよね。恋も友情も下手くそすぎ」
「そうだね。まだ14歳だもん。恋も友情も下手くそな、ただの子ども。でもこんなこと考えられてるとこは、大人なのかな?なんかさ、14歳って微妙な年齢だよね。子どものままでいていいのか、それとも大人にならないといけないのか。こんな微妙な年齢なんていらないからさ、早くなんでもできる大人にしてほしい。そうすれば私たちももっとうまく生きられるのに」
「あ、そうなの?小腹が空いたからそこのコンビニ行ってたとこ。なんか用事でもあった?」
似たものカップルだなと苦笑しながら、美波に明日の夏祭りの話をする。
「若菜は来てくれるかまだわからないけど、来てくれるって信じてる。私はみんなとちゃんと向き合うって決めたから、美波も眞紘とちゃんと話してね?私のせいで二人がギスギスしたままなのは嫌だよ」
「あー…私も向き合う時が来たか」
美波は私の隣に腰掛けながら、持っていたビニール袋から二本入りのアイスを取り出し片方を私にくれた。
「なんて、心配しなくても私たちは大丈夫だよ。今まで喧嘩してこなかった方がカップルとして危ないでしょ?まあでも、陽菜乃の一番の味方でいようとしなかった眞紘には若干まだムカついてるとこがあるから一発くらいは殴るかもだけど」
そんなことを言いながらも、美波はどこか楽しそうだった。
「色々あったけどさ、それでもみんなのこと嫌いになんてなれないの。むしろ好きが増してる感じ?おかしいよね。こんなの恋じゃん。もう恋でギスギスすんのは嫌なのにさー」
美波がアイスをくわえながら、はーと大きなため息をこぼした。
「あはは、たしかに。恋に似てるけど…うーんでもなんて言うんだろうね、この感情。“恋”ってさ漢字の中に“心”が入ってるのに、私たちはお互いの心を傷つけ合って、ちっとも大切にできなかったよね。恋も友情も下手くそすぎ」
「そうだね。まだ14歳だもん。恋も友情も下手くそな、ただの子ども。でもこんなこと考えられてるとこは、大人なのかな?なんかさ、14歳って微妙な年齢だよね。子どものままでいていいのか、それとも大人にならないといけないのか。こんな微妙な年齢なんていらないからさ、早くなんでもできる大人にしてほしい。そうすれば私たちももっとうまく生きられるのに」