ラスボスの夫に殺される悪役令嬢として転生したので、生き残ってみせる!と意気込んでいたらなぜか夫がデレ始めて戸惑っています
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(はっ、あれっ?私寝てた?)
キャロラインが目覚めると、すでに朝になっていた。どうやらあのまま寝てしまっていたらしい。ふと、自分がベッドの中にいることに気がつく。昨夜はちょっと寝るだけ、すぐに起きるからとベッドの上でうたた寝したはず。
(あれ?私、ベッドに入ったっけ?)
不思議に思って机の上に目を向けると、あるはずの日記がない。
(えっ、まって!どうしてないの!)
慌ててベッドから飛び降りると、机の引き出しを勢いよく開けた。するとそこには日記がちゃんとしまわれていた。キャロラインはホッと胸を撫で下ろす。
(よかった。ってことは、私、昨日はちゃんと日記を引き出しの中にしまってから寝たってこと?)
いまいち腑に落ちない。日記は出しっぱなしにしてベッドの上に寝転がって寝てしまっていたはずだ。それなのに、自分はベッドの中にちゃんと入っていて、日記も机の引き出しにしまわれている。
うーんと考え込んでいると、コンコンとノックの音がする。
「はい」
「キャロライン様、お目覚めですか?もうすぐ朝食の支度が出来上がりますよ」
部屋に入ってきたメイドのユリアが、笑顔でキャロラインへ告げた。
(はっ、あれっ?私寝てた?)
キャロラインが目覚めると、すでに朝になっていた。どうやらあのまま寝てしまっていたらしい。ふと、自分がベッドの中にいることに気がつく。昨夜はちょっと寝るだけ、すぐに起きるからとベッドの上でうたた寝したはず。
(あれ?私、ベッドに入ったっけ?)
不思議に思って机の上に目を向けると、あるはずの日記がない。
(えっ、まって!どうしてないの!)
慌ててベッドから飛び降りると、机の引き出しを勢いよく開けた。するとそこには日記がちゃんとしまわれていた。キャロラインはホッと胸を撫で下ろす。
(よかった。ってことは、私、昨日はちゃんと日記を引き出しの中にしまってから寝たってこと?)
いまいち腑に落ちない。日記は出しっぱなしにしてベッドの上に寝転がって寝てしまっていたはずだ。それなのに、自分はベッドの中にちゃんと入っていて、日記も机の引き出しにしまわれている。
うーんと考え込んでいると、コンコンとノックの音がする。
「はい」
「キャロライン様、お目覚めですか?もうすぐ朝食の支度が出来上がりますよ」
部屋に入ってきたメイドのユリアが、笑顔でキャロラインへ告げた。