君がくれた初恋

駅から学校まではすぐ着く。


駅で合流したまこちこと飯田真琴と一緒に学校まで歩いた。


まこちとは中学からの親友で、私に合わせてわざわざ受験してくれた。


「今日寒いねー。」


まこちに話しかけられ、はっと顔をあげる。


「あっ、ごめん、聞いてなかった。」


「全くぅ~、何よその目。恋する乙女って感じよー?」


ギクッ


そんなわけ…っ


「いや、ないない笑そもそも近い男子いないし。」

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