俺の彼女は高校教師
その夜も考え事をしながら風呂に入っているとまた姉ちゃんが入ってきた。 「弘明、今日はどうしたのよ?」
「何でもないよ。」 「何かやらかしたんでしょう? 喋っちゃいなさいよ。」
「でも、、、。」 「香澄がって顔に書いてあるけど、、、。」
(ギク、、、。) 「やっぱり香澄ちゃんね? 今度は何?」
「実はさ、、、。」 ということで昼休みの顛末を話したんだ。
「ということは香澄ちゃんは結婚したいくらいに本気なのね?」 「みたいなんだ。」
「みたい、、、じゃないわよ。 次は「抱いて。」って言ってくるから気を付けなさい。」 「そうなの?」
「そりゃそうよ。 キスしたら次はセックスよ。」 「そうなのか。」
「美和ともやってるんでしょう? 本気であんたが試されるのよ。」 「試される?」
「そうなの。 香澄ちゃんが好きなのか、美和を愛してるのか、それをはっきりさせなさい。」 「そうだよね。」
「だからって事件は起こさないのよ。 お父さんたちにまで迷惑が掛かるから。」 姉ちゃんはそう言うとまたまた俺の膝に乗ってきた。
「あんたもこれから大人になるのよ。 いつまでも子供じゃ居られないの。 分かってるわよね?」 「うん。」
「美和を大事にしなさい。 それしか無いわよ。」 「分かった。」
部屋に戻って窓を開け放す。 気持ちいい風が吹き込んでくる。
来月、中間考査が終わったら修学旅行だ。 慌ただしくなるなあ。
(ミナッチも来るって言ってたな。 あの先生もけっこうなお転婆だからなあ。) いつだったか、スーパーで派手にスッ転んだところを見掛けたことが有ったっけ。
俺が見てたのに気付くと真っ赤になって飛んでったんだっけ。 可愛いとこ有るよなあ。
確かまだ結婚してないんだっけ? 「彼氏なんか見付からないのよねえ。」なんていっつもぼやいてたっけ。
ただいま午後10時。 姉ちゃんは明日からまたツアーに出るからってさっさと寝てしまってます。
「ん?」 変だなと思ったら床が揺れてる。 「地震だぜ。。 大きくなきゃいいけど、、、。」
スマホが鳴ってる。 緊急地震速報だ。
あの音は何回聞いても馴染めねえなあ。 馴染めたら意味無いか。
と思っていたらグラグラと揺れてきた。 「こいつは大きいぞ。」
隣の部屋から姉ちゃんも飛び出してきて、、、。 何をするのかと思ったら俺に抱き着いてきた。
「怖いよーーーーー。」 震えている姉ちゃんを抱っこしたまま布団に潜り込む。
「あんたは怖くないの?」 「怖いって思ったら寝れないよ。」
「そりゃそうだけど、、、。」 毛布をかぶってじっとしていると姉ちゃんはやっと寝付いた様子。
ホッとしているとまたまた揺れ始めた。 「こっちのほうが大きいな。」
スマホでメールを確認する。 どうやら震度4らしい。
まったくもう、、、、こんな夜に地震なんて、、、。
次の日、姉ちゃんは予定通りにツアーに出掛けました。 今日から三日くらいは居ないらしい。
俺はというと香澄のキスを忘れたくてイライラしてます。 電車を降りてもイライラが止まりません。
「弘明君 どうしたのよ?」 律子もどっか心配そうですけど、、、。
それでも香澄が傍に居るもんだから聞けずに居るみたい。 そこにバス組と寮組が合流してきた。
「おっはよう!」 「ああ、おはよう。」
「何だい 元気無いなあ。」 「ちょっとな、、、。」
「何かやらかしたのか?」 「何でもねえよ。」
「お前らしくないなあ。」 「裕作、突っ込むな。」
「あいよ。」 とにかく今日はどうも変。
教室に入っても頭の中はブルーになるばかり。 香澄はというとこっちはこっちでなんか変に浮かれてる。
国語の授業もさっぱり上の空。 たまに律子がシャーペンで突いてくるけど反応できない。
社会も同じくで何か変。 そのまま昼休みになった。
弁当を半分残して図書館へ、、、。 もう美和は来ていていつものように本を読んでいる。
「元気無いなあ。」 「うん。」
「どうしたの?」 「実はさ、、、。」
俺の話に美和は驚いた。 「え? 香澄ちゃんもキスしたの?」
「そうなんだよ。 だからどうしたもんかって。」 「そうねえ。 今更突き放すのも可哀そうだし、、、。」
「そうなんだよ。 だから悩んじゃって。」 「分かるわ。」
美和も本を読みながらあれこれ考えを巡らせているらしい。 ぼんやりしているとまた太腿が触れてきた。
俺は何気に太腿を撫でてみた。 「くすぐったいなあ。 学校でそれは無しよ。」
でも今日は、、、。 スカートの上から腿をさらに撫でてみる。
「キャハハハ、擽ったいてば。 やめてよ。」 美和は本をテーブルに置くと俺をじっと見詰めている。
「やりたくなるでしょう? やめなさい。」 「ごめん。」
「イライラしてるのは分かるけどだからってこれは無いわよ。 宏明君。」 「ごめん。」
今日の俺はどっか変なんだ。 香澄とも絡みたくなくてさ。
だからいつもの追いかけっこも無し。 他の連中は不思議そうに見てるけど、、、。
5時間目は数学。 でもなんか美和も気を使ってるみたい。
いつもの突っ込みも無くサラッと教科書を覗いただけで終わってしまった。 (変だなあ。)
休み時間、廊下を歩いていたらスマホのバイブが鳴った。 (誰?)
トイレに飛び込んで確認すると美和からのメールだ。
『話したいから放課後は少し時間をちょうだい。』
そう書いてある。 (放課後か、、、。)
取り敢えずオッケーの返信をして教室に戻る。 「香澄さあ、弘明君に何かしたの?」
「何かって?」 「今日の弘明君 どっか変だからさあ、、、。」
「いや、今日は何にもしてないわよ。」 「そう? それにしてはおかしいわよ。」
「小百合もそう思う?」 「あんだけ香澄と追いかけっこしてるのに今日は何にもしないなんておかしいわよ。」
「だよねえ。 香澄、ほんとに何にもしてないの?」 「そりゃ、、、昨日は、、、。」
「昨日? やっぱり何かやったんだ。」 「何したのよ? 香澄。」
あんまりに問い詰めるもんだから香澄は律子の耳を引っ張った。 「何々?」
「実はさ、キスしちゃったの。」 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?」
「驚き過ぎだってば。」 「だって香澄と弘明君がキスしたなんて、、、。」
律子が大きな声で言っちゃったもんだからその辺に居た女の子がみんな振り返った。 「香澄、、、。」
「どうしたのよ? 怖い目。」 「分かったわ。 いきなりキスしたから弘明君もどうしていいか分からなくなってるのよ。 そうよねえ 宏明君?」
「あ、、、。」 「香澄、あんた何でもいきなりだもんねえ。 それはやめなさいって。 誰だって驚くわ。」
「だって、、、。」 「ずーーーーーーっと好きなのに気付いてくれないのーーーーーーーーー。」
「って言いたいんでしょう?」 「うん。」
「あんたねえ、人には人の好みって物が有るの。 ちっとは弘明君のことを考えなさいよね。 思い詰めるのもいいけど。」 「小百合ちゃん、、、。」
「私もさあ、そんな男の子に追い回されたことが有るのよ。 怖かったわ。」 「だからさあ、好きなのは分かったけど弘明君のことも考えてやったらどう?」
「考えてるわよ。」 「あんたが考えてるのはどうやって落とすかってことでしょう? もっとましなことを考えなさいよね。」
またまた香澄のお説教が始まったみたいだな。 こりゃあ簡単には終わらねえぞ。
6時間目を挟んで律子と小百合はまたまた香澄を捕まえてお説教をしております。 だんだんと香澄がしょげてくるのが分かるなあ。
俺はというと美和に指定された数学教室に行ってぼんやりしてます。 何処となく落ち込んでてさ、、、。
20分ほどして美和が入ってきた。 と思ったら教室の鍵を掛けました。
「誰にも邪魔されたくないから鍵を掛けたわ。 二人きりで話しましょう。」 そう言って机に向かい合った。
静かな教室でなんかドキドキしてる。 美和の部屋に行った時とはまた違うドキドキだ。
「香澄ちゃん いよいよ本気になってきたのかな?」 「たぶん、就職のことも有るから落ち着かないんだと思うけど。」
「それはまあそうかもね。 でももっと大事なことが有るんじゃないかな?」 「大事なこと?」
「今までは今までよ。 でもこれからは違うの。 社会に出て行って自分の力で歩いていかなきゃいけないの。 そのための準備をしなきゃいけないのよ 今は。」 「そうなんだよね。 それは分かってるんだけどさ。」
「だからこれまでみたいに好きだ嫌いだって簡単には言えなくなるのよ。 相手を人生のパートナーとして見ていかなきゃいけなくなるんだからね。」 いつもより美和の真剣さが伝わってくる。
香澄にっていうより俺に向けて忠告してるような気がする。 考えなきゃいけないな。
「その中で恋愛とかセックスと買って問題が出てくるの。 いい加減な気持ちじゃお互いに不幸になるだけだから。」 美和は一息点くとお茶を美味そうに飲み込んだ。
「何でもないよ。」 「何かやらかしたんでしょう? 喋っちゃいなさいよ。」
「でも、、、。」 「香澄がって顔に書いてあるけど、、、。」
(ギク、、、。) 「やっぱり香澄ちゃんね? 今度は何?」
「実はさ、、、。」 ということで昼休みの顛末を話したんだ。
「ということは香澄ちゃんは結婚したいくらいに本気なのね?」 「みたいなんだ。」
「みたい、、、じゃないわよ。 次は「抱いて。」って言ってくるから気を付けなさい。」 「そうなの?」
「そりゃそうよ。 キスしたら次はセックスよ。」 「そうなのか。」
「美和ともやってるんでしょう? 本気であんたが試されるのよ。」 「試される?」
「そうなの。 香澄ちゃんが好きなのか、美和を愛してるのか、それをはっきりさせなさい。」 「そうだよね。」
「だからって事件は起こさないのよ。 お父さんたちにまで迷惑が掛かるから。」 姉ちゃんはそう言うとまたまた俺の膝に乗ってきた。
「あんたもこれから大人になるのよ。 いつまでも子供じゃ居られないの。 分かってるわよね?」 「うん。」
「美和を大事にしなさい。 それしか無いわよ。」 「分かった。」
部屋に戻って窓を開け放す。 気持ちいい風が吹き込んでくる。
来月、中間考査が終わったら修学旅行だ。 慌ただしくなるなあ。
(ミナッチも来るって言ってたな。 あの先生もけっこうなお転婆だからなあ。) いつだったか、スーパーで派手にスッ転んだところを見掛けたことが有ったっけ。
俺が見てたのに気付くと真っ赤になって飛んでったんだっけ。 可愛いとこ有るよなあ。
確かまだ結婚してないんだっけ? 「彼氏なんか見付からないのよねえ。」なんていっつもぼやいてたっけ。
ただいま午後10時。 姉ちゃんは明日からまたツアーに出るからってさっさと寝てしまってます。
「ん?」 変だなと思ったら床が揺れてる。 「地震だぜ。。 大きくなきゃいいけど、、、。」
スマホが鳴ってる。 緊急地震速報だ。
あの音は何回聞いても馴染めねえなあ。 馴染めたら意味無いか。
と思っていたらグラグラと揺れてきた。 「こいつは大きいぞ。」
隣の部屋から姉ちゃんも飛び出してきて、、、。 何をするのかと思ったら俺に抱き着いてきた。
「怖いよーーーーー。」 震えている姉ちゃんを抱っこしたまま布団に潜り込む。
「あんたは怖くないの?」 「怖いって思ったら寝れないよ。」
「そりゃそうだけど、、、。」 毛布をかぶってじっとしていると姉ちゃんはやっと寝付いた様子。
ホッとしているとまたまた揺れ始めた。 「こっちのほうが大きいな。」
スマホでメールを確認する。 どうやら震度4らしい。
まったくもう、、、、こんな夜に地震なんて、、、。
次の日、姉ちゃんは予定通りにツアーに出掛けました。 今日から三日くらいは居ないらしい。
俺はというと香澄のキスを忘れたくてイライラしてます。 電車を降りてもイライラが止まりません。
「弘明君 どうしたのよ?」 律子もどっか心配そうですけど、、、。
それでも香澄が傍に居るもんだから聞けずに居るみたい。 そこにバス組と寮組が合流してきた。
「おっはよう!」 「ああ、おはよう。」
「何だい 元気無いなあ。」 「ちょっとな、、、。」
「何かやらかしたのか?」 「何でもねえよ。」
「お前らしくないなあ。」 「裕作、突っ込むな。」
「あいよ。」 とにかく今日はどうも変。
教室に入っても頭の中はブルーになるばかり。 香澄はというとこっちはこっちでなんか変に浮かれてる。
国語の授業もさっぱり上の空。 たまに律子がシャーペンで突いてくるけど反応できない。
社会も同じくで何か変。 そのまま昼休みになった。
弁当を半分残して図書館へ、、、。 もう美和は来ていていつものように本を読んでいる。
「元気無いなあ。」 「うん。」
「どうしたの?」 「実はさ、、、。」
俺の話に美和は驚いた。 「え? 香澄ちゃんもキスしたの?」
「そうなんだよ。 だからどうしたもんかって。」 「そうねえ。 今更突き放すのも可哀そうだし、、、。」
「そうなんだよ。 だから悩んじゃって。」 「分かるわ。」
美和も本を読みながらあれこれ考えを巡らせているらしい。 ぼんやりしているとまた太腿が触れてきた。
俺は何気に太腿を撫でてみた。 「くすぐったいなあ。 学校でそれは無しよ。」
でも今日は、、、。 スカートの上から腿をさらに撫でてみる。
「キャハハハ、擽ったいてば。 やめてよ。」 美和は本をテーブルに置くと俺をじっと見詰めている。
「やりたくなるでしょう? やめなさい。」 「ごめん。」
「イライラしてるのは分かるけどだからってこれは無いわよ。 宏明君。」 「ごめん。」
今日の俺はどっか変なんだ。 香澄とも絡みたくなくてさ。
だからいつもの追いかけっこも無し。 他の連中は不思議そうに見てるけど、、、。
5時間目は数学。 でもなんか美和も気を使ってるみたい。
いつもの突っ込みも無くサラッと教科書を覗いただけで終わってしまった。 (変だなあ。)
休み時間、廊下を歩いていたらスマホのバイブが鳴った。 (誰?)
トイレに飛び込んで確認すると美和からのメールだ。
『話したいから放課後は少し時間をちょうだい。』
そう書いてある。 (放課後か、、、。)
取り敢えずオッケーの返信をして教室に戻る。 「香澄さあ、弘明君に何かしたの?」
「何かって?」 「今日の弘明君 どっか変だからさあ、、、。」
「いや、今日は何にもしてないわよ。」 「そう? それにしてはおかしいわよ。」
「小百合もそう思う?」 「あんだけ香澄と追いかけっこしてるのに今日は何にもしないなんておかしいわよ。」
「だよねえ。 香澄、ほんとに何にもしてないの?」 「そりゃ、、、昨日は、、、。」
「昨日? やっぱり何かやったんだ。」 「何したのよ? 香澄。」
あんまりに問い詰めるもんだから香澄は律子の耳を引っ張った。 「何々?」
「実はさ、キスしちゃったの。」 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?」
「驚き過ぎだってば。」 「だって香澄と弘明君がキスしたなんて、、、。」
律子が大きな声で言っちゃったもんだからその辺に居た女の子がみんな振り返った。 「香澄、、、。」
「どうしたのよ? 怖い目。」 「分かったわ。 いきなりキスしたから弘明君もどうしていいか分からなくなってるのよ。 そうよねえ 宏明君?」
「あ、、、。」 「香澄、あんた何でもいきなりだもんねえ。 それはやめなさいって。 誰だって驚くわ。」
「だって、、、。」 「ずーーーーーーっと好きなのに気付いてくれないのーーーーーーーーー。」
「って言いたいんでしょう?」 「うん。」
「あんたねえ、人には人の好みって物が有るの。 ちっとは弘明君のことを考えなさいよね。 思い詰めるのもいいけど。」 「小百合ちゃん、、、。」
「私もさあ、そんな男の子に追い回されたことが有るのよ。 怖かったわ。」 「だからさあ、好きなのは分かったけど弘明君のことも考えてやったらどう?」
「考えてるわよ。」 「あんたが考えてるのはどうやって落とすかってことでしょう? もっとましなことを考えなさいよね。」
またまた香澄のお説教が始まったみたいだな。 こりゃあ簡単には終わらねえぞ。
6時間目を挟んで律子と小百合はまたまた香澄を捕まえてお説教をしております。 だんだんと香澄がしょげてくるのが分かるなあ。
俺はというと美和に指定された数学教室に行ってぼんやりしてます。 何処となく落ち込んでてさ、、、。
20分ほどして美和が入ってきた。 と思ったら教室の鍵を掛けました。
「誰にも邪魔されたくないから鍵を掛けたわ。 二人きりで話しましょう。」 そう言って机に向かい合った。
静かな教室でなんかドキドキしてる。 美和の部屋に行った時とはまた違うドキドキだ。
「香澄ちゃん いよいよ本気になってきたのかな?」 「たぶん、就職のことも有るから落ち着かないんだと思うけど。」
「それはまあそうかもね。 でももっと大事なことが有るんじゃないかな?」 「大事なこと?」
「今までは今までよ。 でもこれからは違うの。 社会に出て行って自分の力で歩いていかなきゃいけないの。 そのための準備をしなきゃいけないのよ 今は。」 「そうなんだよね。 それは分かってるんだけどさ。」
「だからこれまでみたいに好きだ嫌いだって簡単には言えなくなるのよ。 相手を人生のパートナーとして見ていかなきゃいけなくなるんだからね。」 いつもより美和の真剣さが伝わってくる。
香澄にっていうより俺に向けて忠告してるような気がする。 考えなきゃいけないな。
「その中で恋愛とかセックスと買って問題が出てくるの。 いい加減な気持ちじゃお互いに不幸になるだけだから。」 美和は一息点くとお茶を美味そうに飲み込んだ。