俺の彼女は高校教師
9月もいつの間にか中旬になってしまった。 そろそろ中間考査の話題も出てきて落ち着かなくなってきてる。
それが終われば修学旅行だ。 そして就職組の相談会が始まる。
これから忙しくなるって時に香澄はお休み中。 まあね、あいつは最悪自分の家で働けばいいんだから心配はしてないけどさあ。
教室もどっか気が抜けたみたいに静かになってる。 律子たちも肩を寄せ合って話してるし変な感じ。
「あーーーーーーあ、暇だなあ。」 「お前にも暇な時って有るのか?」
「そりゃそうだよ。 年がら年中忙しかったら死んでまうわ。」 「それもそうだな。」
部長たちも2年生に代替わりしたらしくて教科書を持って追い詰められたような顔をしている。 「どいつもこいつも冴えないなあ。」
「お前よりいいぞ。」 「何でだよ?」
「お前なんか香澄ちゃんが居なくなった日からずーーーーーっと落ち込んでるじゃない。」 (ギク、、、。)
「だろう? 俺だってクラブから離れたのは寂しいよ。 でも次が有るんだ。 負けてなんかいられないよ。」
俺はどうしたらいいんだろうなあ? 取り敢えずは相談会を待つしかないのか。
宙ぶらりんなままで9月を過ぎようとしておりますが、香澄はまだまだ戻ってきません。 最近やっと教科書を見れるようになったんだとか、、、。
美和も大変だ。 昼間は仕事しながら夜は香澄の相手をしてるんだからな。 どっちが保護者なんだろう?
あのお父さんがそうぼやいたんだとか。 まあしょうがないさ。
でもさあ10月になれば忙しくなるんだぜ。 帰ってきてもらわないと困るよ。
修学旅行も有るんだからな 香澄。 と思っていたら、、、。
『ごめんなさい。 香澄です。 宏明君?』
なんてよそよそしいメールが飛んできた。 「何か来たぞ。」
『元気になったのか?』
『弘明君 今までごめんなさい。 私 我が儘だった。』
『やっと気が付いたか。』
『やっとは無いでしょう? やっとは。』
「お前だったらやっとやっとだよ。』
『ほんとに意地悪。 謝っても聞いてくれないのね?』
『顔を見たら聞いてやるよ。』
「じゃあ今から家に行くわ。』
今は午後4時。 家に帰ってる最中だからその時間を見計らって来る気らしい。
でもさあ、あのマンションからどうやって来るんだよ? お父さんにでも迎えに来てもらうのか?
そう思いながら6時頃に家に着いてみると「弘明くーーーーーーん!」っていう声が聞こえた。
玄関を開けてみると香澄が飛び付いてきたからさらにびっくり。 「心配ばっかさせやがってこの野郎。」
「ごめんなさーーーーーい。」 胸に顔を埋めて泣きじゃくるもんだから俺はどうしていいのか分からない。
「まあまあ、弘明もやっぱり男だねえ。」 「どういうこと?」
「香澄ちゃんにこうまでして愛されてるなんてあんたも男になったわねえ。」 母ちゃんが笑ってる。
その香澄はまだまだ泣きじゃくっております。 いい加減にしてくれよ。
「久しぶりなんだろう? 泊って行きなさいよ。」 母ちゃんはそう言うと香澄の分も夕食を作り始めた。
そこへ姉ちゃんが帰ってきた。 「どうなってんの?」
玄関で俺たちが抱き合ってるもんだから不思議に思ったらしい。 「ねえねえお母さん これどうなってんの?」
「そういうことよ。」 「そういうことか。」
分かるような分からない秘密の話をしながら二人は食堂へ入っていった。
「いい加減 食堂に行こうぜ。 腹減ったぞ。」 「うん。」
何だか香澄が変わったように見えるのは何故? 俺には分からない。
まあいいか。
夕食を済ませて誰からともなく風呂に入っている。 9時を過ぎて俺ものんびり湯に浸かることにした。
そして天井を仰いでいると、、、。 サッシが開いたからびっくり。
「また一緒に入ろうねえ。」 香澄が飛び込んできた。
「おいおい、やめろってばよ。」 「いいじゃない。 ずーーーーーーーっと友達だったんだから。」
「ずーーーーーーーーっとはいいけど、俺は彼氏でも何でもないからな。」 「ひどいなあ。 こんなに好きなのにーーーー。」
そう言って真正面から飛び込んでくる。 おいおい、やめてくれよ。
素っ裸で飛び込まれたんじゃ萌えちまうじゃないか。 そこへまたキスをしてくるものだからさあ大変。
香澄はどっかの映画みたいにメロメロになってるし息は荒くなってくるしどうあやって抑えればいいんだよ? 神様 教えてくれーーーーー‼
気付いたら香澄を抱いてて俺も疲れ切ってます。 何してんだよ こんな大事な時に。
翌朝、香澄はいかにもスッキリした顔で起きてきました。 「香澄ちゃん いいことしてたわねえ?」
「内緒内緒。」 姉ちゃんの耳元で必死に懇願する香澄。
「分かった。 言わないからあんまり弘明を困らせないのよ。」 「うん。」
その後は俺も香澄も黙ったまま。 電車に乗っても顔を見詰めたまま。 どうしたんだろう?
だってさあ、夕べ風呂の中でやっちゃったんだもん。 終わったわ 俺たち。
そんなわけで俺は今日も一日、超超ブルーなんです。 どっかに逃げたい。
香澄はというと前よりはおとなしくなったけど、まだまだお嬢さんぶりを存分に発揮しております。 でもどっか変。
俺を見る目が異様に優しいんですわ。 まいったかな?
美和はその変化に敏感に気付いたらしい。 放課後になってメールしてきた。
『香澄ちゃん 宏明君を優しく見詰めてたわね。 お姉さんって感じで。』
「それは感じてたよ。』
「昨日、家に泊めたんでしょう? もしかして抱いた?』
『ギク、、、。』
『そうか。 でもさあ遊び半分で抱いちゃダメよ。 本命は私なんでしょう?』
『そうだよ。』
「じゃあさあ香澄ちゃんにもしっかりと言わなきゃダメよ。』
『分かってる。』
「弘明君 行くわよ。」 「何か変な感じだなあ。」
「何でよ? いいじゃない。」 「お前はお前なんだから。」
「そんなこと言ったって、、、。 ああ待てーーーーーーー‼ こらーーーーーーー‼」 「いつもの香澄ね。」
「やっぱりあの二人はこうじゃないと面白くないわよ。」 「私たちも帰りましょうか。」
小百合たちも俺たちが追いかけっこを始めたのを見てやっと安心したらしい。 それもどうかと思うけどなあ。
走り続けて駅まで来た。 「疲れちゃうでしょう? 考えてよ。」
「いつものことじゃない。 運動不足だなあ。」 「休んでたのは、、、。」
「お前のせいだって言いたいんだろう?」 「しょうよ。 何てったって私を虐め抜いたんですからね。」
「ほう、虐めたって証拠は有るのか?」 「たーーーーーーっくさん有るわよ。」
「へえへえ、ご立派ですこと。」 「始まった。 いつもの弘明節。」
「何だ? たまに可愛がってやってるだろう?」 「うん。 たまにね。」
「文句でも?」 「いーーーーーーーーっぱい有りますけど何か?」
「偉そうに。」 「何よ? 許さないんだからーーーーーー。」
「あっそう。 騒いだら夕べのことみんなにばらしちゃうぞ。」 「ワワワワワ、それはまずい。」
「だろう? じゃあ黙ってな。」 「分かったわよ。」
ようやく香澄を黙らせたのはいいけれど今日も電車を乗り損なってしまった。 「またか、、、。」
「やったあ。 これで今夜も一緒に居られるわーーーー。」 「幸せな女だなあ。」
「だってだってだって弘明君と一緒なんだもん。」 「ご愁傷様でした。」
「殺さないでよ 勝手に。」 「お前はもう死んでいる。」
「何それ?」 「しーーーらねえ。」
どうやったらこんな二人がここまでやってこれるんだろう? それは俺たちにも分からないな、ぞ。
とにかくさあ、俺はさっさと香澄から離れたいわけ。 でも香澄は俺から離れたくないわけ。
事件でも起こさないと離れてくれないかもなあ。 だからって美和と事件を起こそうとも思えない。
まだまだエッチしたことは秘密にしてもらってるんだけどね。 「弘明君 行っちゃうよ‼」
「え? うわーーーーーー‼」 ぼんやりしていた俺の目の前で電車はドアを閉めて走り去っていった。
それが終われば修学旅行だ。 そして就職組の相談会が始まる。
これから忙しくなるって時に香澄はお休み中。 まあね、あいつは最悪自分の家で働けばいいんだから心配はしてないけどさあ。
教室もどっか気が抜けたみたいに静かになってる。 律子たちも肩を寄せ合って話してるし変な感じ。
「あーーーーーーあ、暇だなあ。」 「お前にも暇な時って有るのか?」
「そりゃそうだよ。 年がら年中忙しかったら死んでまうわ。」 「それもそうだな。」
部長たちも2年生に代替わりしたらしくて教科書を持って追い詰められたような顔をしている。 「どいつもこいつも冴えないなあ。」
「お前よりいいぞ。」 「何でだよ?」
「お前なんか香澄ちゃんが居なくなった日からずーーーーーっと落ち込んでるじゃない。」 (ギク、、、。)
「だろう? 俺だってクラブから離れたのは寂しいよ。 でも次が有るんだ。 負けてなんかいられないよ。」
俺はどうしたらいいんだろうなあ? 取り敢えずは相談会を待つしかないのか。
宙ぶらりんなままで9月を過ぎようとしておりますが、香澄はまだまだ戻ってきません。 最近やっと教科書を見れるようになったんだとか、、、。
美和も大変だ。 昼間は仕事しながら夜は香澄の相手をしてるんだからな。 どっちが保護者なんだろう?
あのお父さんがそうぼやいたんだとか。 まあしょうがないさ。
でもさあ10月になれば忙しくなるんだぜ。 帰ってきてもらわないと困るよ。
修学旅行も有るんだからな 香澄。 と思っていたら、、、。
『ごめんなさい。 香澄です。 宏明君?』
なんてよそよそしいメールが飛んできた。 「何か来たぞ。」
『元気になったのか?』
『弘明君 今までごめんなさい。 私 我が儘だった。』
『やっと気が付いたか。』
『やっとは無いでしょう? やっとは。』
「お前だったらやっとやっとだよ。』
『ほんとに意地悪。 謝っても聞いてくれないのね?』
『顔を見たら聞いてやるよ。』
「じゃあ今から家に行くわ。』
今は午後4時。 家に帰ってる最中だからその時間を見計らって来る気らしい。
でもさあ、あのマンションからどうやって来るんだよ? お父さんにでも迎えに来てもらうのか?
そう思いながら6時頃に家に着いてみると「弘明くーーーーーーん!」っていう声が聞こえた。
玄関を開けてみると香澄が飛び付いてきたからさらにびっくり。 「心配ばっかさせやがってこの野郎。」
「ごめんなさーーーーーい。」 胸に顔を埋めて泣きじゃくるもんだから俺はどうしていいのか分からない。
「まあまあ、弘明もやっぱり男だねえ。」 「どういうこと?」
「香澄ちゃんにこうまでして愛されてるなんてあんたも男になったわねえ。」 母ちゃんが笑ってる。
その香澄はまだまだ泣きじゃくっております。 いい加減にしてくれよ。
「久しぶりなんだろう? 泊って行きなさいよ。」 母ちゃんはそう言うと香澄の分も夕食を作り始めた。
そこへ姉ちゃんが帰ってきた。 「どうなってんの?」
玄関で俺たちが抱き合ってるもんだから不思議に思ったらしい。 「ねえねえお母さん これどうなってんの?」
「そういうことよ。」 「そういうことか。」
分かるような分からない秘密の話をしながら二人は食堂へ入っていった。
「いい加減 食堂に行こうぜ。 腹減ったぞ。」 「うん。」
何だか香澄が変わったように見えるのは何故? 俺には分からない。
まあいいか。
夕食を済ませて誰からともなく風呂に入っている。 9時を過ぎて俺ものんびり湯に浸かることにした。
そして天井を仰いでいると、、、。 サッシが開いたからびっくり。
「また一緒に入ろうねえ。」 香澄が飛び込んできた。
「おいおい、やめろってばよ。」 「いいじゃない。 ずーーーーーーーっと友達だったんだから。」
「ずーーーーーーーーっとはいいけど、俺は彼氏でも何でもないからな。」 「ひどいなあ。 こんなに好きなのにーーーー。」
そう言って真正面から飛び込んでくる。 おいおい、やめてくれよ。
素っ裸で飛び込まれたんじゃ萌えちまうじゃないか。 そこへまたキスをしてくるものだからさあ大変。
香澄はどっかの映画みたいにメロメロになってるし息は荒くなってくるしどうあやって抑えればいいんだよ? 神様 教えてくれーーーーー‼
気付いたら香澄を抱いてて俺も疲れ切ってます。 何してんだよ こんな大事な時に。
翌朝、香澄はいかにもスッキリした顔で起きてきました。 「香澄ちゃん いいことしてたわねえ?」
「内緒内緒。」 姉ちゃんの耳元で必死に懇願する香澄。
「分かった。 言わないからあんまり弘明を困らせないのよ。」 「うん。」
その後は俺も香澄も黙ったまま。 電車に乗っても顔を見詰めたまま。 どうしたんだろう?
だってさあ、夕べ風呂の中でやっちゃったんだもん。 終わったわ 俺たち。
そんなわけで俺は今日も一日、超超ブルーなんです。 どっかに逃げたい。
香澄はというと前よりはおとなしくなったけど、まだまだお嬢さんぶりを存分に発揮しております。 でもどっか変。
俺を見る目が異様に優しいんですわ。 まいったかな?
美和はその変化に敏感に気付いたらしい。 放課後になってメールしてきた。
『香澄ちゃん 宏明君を優しく見詰めてたわね。 お姉さんって感じで。』
「それは感じてたよ。』
「昨日、家に泊めたんでしょう? もしかして抱いた?』
『ギク、、、。』
『そうか。 でもさあ遊び半分で抱いちゃダメよ。 本命は私なんでしょう?』
『そうだよ。』
「じゃあさあ香澄ちゃんにもしっかりと言わなきゃダメよ。』
『分かってる。』
「弘明君 行くわよ。」 「何か変な感じだなあ。」
「何でよ? いいじゃない。」 「お前はお前なんだから。」
「そんなこと言ったって、、、。 ああ待てーーーーーーー‼ こらーーーーーーー‼」 「いつもの香澄ね。」
「やっぱりあの二人はこうじゃないと面白くないわよ。」 「私たちも帰りましょうか。」
小百合たちも俺たちが追いかけっこを始めたのを見てやっと安心したらしい。 それもどうかと思うけどなあ。
走り続けて駅まで来た。 「疲れちゃうでしょう? 考えてよ。」
「いつものことじゃない。 運動不足だなあ。」 「休んでたのは、、、。」
「お前のせいだって言いたいんだろう?」 「しょうよ。 何てったって私を虐め抜いたんですからね。」
「ほう、虐めたって証拠は有るのか?」 「たーーーーーーっくさん有るわよ。」
「へえへえ、ご立派ですこと。」 「始まった。 いつもの弘明節。」
「何だ? たまに可愛がってやってるだろう?」 「うん。 たまにね。」
「文句でも?」 「いーーーーーーーーっぱい有りますけど何か?」
「偉そうに。」 「何よ? 許さないんだからーーーーーー。」
「あっそう。 騒いだら夕べのことみんなにばらしちゃうぞ。」 「ワワワワワ、それはまずい。」
「だろう? じゃあ黙ってな。」 「分かったわよ。」
ようやく香澄を黙らせたのはいいけれど今日も電車を乗り損なってしまった。 「またか、、、。」
「やったあ。 これで今夜も一緒に居られるわーーーー。」 「幸せな女だなあ。」
「だってだってだって弘明君と一緒なんだもん。」 「ご愁傷様でした。」
「殺さないでよ 勝手に。」 「お前はもう死んでいる。」
「何それ?」 「しーーーらねえ。」
どうやったらこんな二人がここまでやってこれるんだろう? それは俺たちにも分からないな、ぞ。
とにかくさあ、俺はさっさと香澄から離れたいわけ。 でも香澄は俺から離れたくないわけ。
事件でも起こさないと離れてくれないかもなあ。 だからって美和と事件を起こそうとも思えない。
まだまだエッチしたことは秘密にしてもらってるんだけどね。 「弘明君 行っちゃうよ‼」
「え? うわーーーーーー‼」 ぼんやりしていた俺の目の前で電車はドアを閉めて走り去っていった。