~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
「ジェミー様! ご招待いただきありがとうございます!」
「いえいえ。大事な初日に皆さんに来ていただけて、私もとても嬉しいです!」
「とっても素晴らしい品揃えですわね! なにから手にとるか、目移りしてしまって決められませんわ」
「それに、いらっしゃるお客様もすごい方たちばかり! 見てちょうだい、あちらは第一王妃様の従妹君にあらせられる、ベイリー侯爵夫人よ! あそこには上級貴族の間で名家庭教師として名高いサラ・フォーサー教諭も! さすが公爵令嬢ジェミー様のお作りになったお店ですわ!」

 店内に興奮しながら目を向ける彼女たちを案内する傍ら、ジェミーもそれとなく全体に目を配る。
 うーん、こういう時の女性の購買意欲ってものすごい。
 パネマの長年の知識なども借り、売れ行きを想定してかなり多めに商品を用意しているし、買い占め防止のために制限もしているが、この様子だとあっという間に棚が空っぽになってしまいそう。

 特に香り袋だとか、ジュエリーソープとか、アロマ関係の売れ行きのすごいこと。女の子はいくつになろうが、いい香りのかわいいものに囲まれていたいのだと、遺伝子レベルで立証されてしまった。
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