~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
「さすがだなぁ、我が妹よ」
「嬉しくないんですけど」
兄の言葉に釈然としないなにかを感じつつ、どうして彼が婚約したがらないのかを気にするジェミーだったが、それをつっ込むのはヤブヘビになりそうなのでやめた。ジェミーだって、彼らにいろんな隠し事をしているのだ。きっと相応の理由があるに違いない。
「うふふ、楽しい夜会になりそうねぇお兄様」
「そうだなぁ、ジェミー」
腹に一物も二物も抱えた兄弟は、黒い笑みで周囲の人間を圧倒してゆく。
おかげでスムーズに会場にたどり着け、ふたりは目当ての人物を探して首を巡らした。
今回王族で参加しているのは、第二王子殿下だけだという。一応、婚約者の候補としてジェミーは挨拶をしないわけにはいかない。
「お兄様、まずはクラフト殿下にご挨拶だけでもしておきたいのですけれど、付き合っていただいてよろしい?」
「ああ、そうだな。面倒事は先に済ませておくのがいいか」
「嬉しくないんですけど」
兄の言葉に釈然としないなにかを感じつつ、どうして彼が婚約したがらないのかを気にするジェミーだったが、それをつっ込むのはヤブヘビになりそうなのでやめた。ジェミーだって、彼らにいろんな隠し事をしているのだ。きっと相応の理由があるに違いない。
「うふふ、楽しい夜会になりそうねぇお兄様」
「そうだなぁ、ジェミー」
腹に一物も二物も抱えた兄弟は、黒い笑みで周囲の人間を圧倒してゆく。
おかげでスムーズに会場にたどり着け、ふたりは目当ての人物を探して首を巡らした。
今回王族で参加しているのは、第二王子殿下だけだという。一応、婚約者の候補としてジェミーは挨拶をしないわけにはいかない。
「お兄様、まずはクラフト殿下にご挨拶だけでもしておきたいのですけれど、付き合っていただいてよろしい?」
「ああ、そうだな。面倒事は先に済ませておくのがいいか」