~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
さすがにその内容まではデールも調べきれていなかったらしく、ジェミーにそれをここで明かすよう要求したが、そこはこちらも命懸け。きっちり拒否した後、逆に自分がここで動かなければ、王権移譲の儀に向けて第一王子派閥は大きな憂慮を残すことになるだろうと説いた。
その話を聞いたデール王太子たちは、今はジェミーを泳がせておいた方が得策だと考えたのだろう。ご丁寧に王国の外務省に口利きまでし、こうしてジェミーがレビエラ王国の使者として帝国に渡り、皇帝と謁見する準備まで整えてくださった、というわけである。
おかげで、なんとか虜囚の身にも、デールの側妃候補にもならずに王宮の門を跨いで帰ってこられたのだけれど――。
しかし、それでもルゼはお気に召さないらしい。
「いったんはそうでしょうけど。でもその後、計画の詳細を詰めようと相談しようとした僕に、あなたなんて言いました?」
「ノープランよ」
ニヤリとその場の表情を再現してみたジェミーに、ルゼはもう青息吐息の表情で吐き捨てた。
「もうおしまいだ。さようなら。帝国に着いたら真っ先にあなたを置いて僕は帰ります」
その話を聞いたデール王太子たちは、今はジェミーを泳がせておいた方が得策だと考えたのだろう。ご丁寧に王国の外務省に口利きまでし、こうしてジェミーがレビエラ王国の使者として帝国に渡り、皇帝と謁見する準備まで整えてくださった、というわけである。
おかげで、なんとか虜囚の身にも、デールの側妃候補にもならずに王宮の門を跨いで帰ってこられたのだけれど――。
しかし、それでもルゼはお気に召さないらしい。
「いったんはそうでしょうけど。でもその後、計画の詳細を詰めようと相談しようとした僕に、あなたなんて言いました?」
「ノープランよ」
ニヤリとその場の表情を再現してみたジェミーに、ルゼはもう青息吐息の表情で吐き捨てた。
「もうおしまいだ。さようなら。帝国に着いたら真っ先にあなたを置いて僕は帰ります」