~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
「恐れながら陛下! 我々はデール第一王子から内密の相談を与っておりまして。あの方は、貴国と交流のあったクラフト殿下とは違う形での帝国との繋がりを望んでおられます。もしよろしければ、ここにいるお歴々に先んじて、まずは陛下のお耳にデール様の意志をお伝えさせていただきたいのですが」
「なにを若造が、無礼なっ!」
「ここが自分の国でないことを忘れているようだな!」
(ひいいっ、皆怒っちゃったじゃない! どうすんのよ!)
そんな声があげられ、いきり立つ家臣団と震えあがるジェミーをよそに、涼しい顔でルゼは堂々と言い切った。
「おそらくは、陛下の御身に燻る憂慮を消し去ることができようかと」
「――む」
その言葉で、気だるげに頬杖をついていたエディアン陛下の目付きが変わる。
「よかろう。なればそなたらに語る機会を与えて進ぜる。じゃが、余の期待に添えぬ程度の提案だった場合には、覚悟はしておるな」
「私の身をいかようにしていただこうとかまいません」
「なにを若造が、無礼なっ!」
「ここが自分の国でないことを忘れているようだな!」
(ひいいっ、皆怒っちゃったじゃない! どうすんのよ!)
そんな声があげられ、いきり立つ家臣団と震えあがるジェミーをよそに、涼しい顔でルゼは堂々と言い切った。
「おそらくは、陛下の御身に燻る憂慮を消し去ることができようかと」
「――む」
その言葉で、気だるげに頬杖をついていたエディアン陛下の目付きが変わる。
「よかろう。なればそなたらに語る機会を与えて進ぜる。じゃが、余の期待に添えぬ程度の提案だった場合には、覚悟はしておるな」
「私の身をいかようにしていただこうとかまいません」