~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
貴重な食材を捨てられず、加熱したり塩や砂糖漬けにしてみたら、長く保存できて意外と悪くない味だった。そんなところから火や白いもので悪魔も逃げ出すだなんて話が広まったりして、それを利用した保存食が生まれたのかも――そんな想像の翼を広げつつ、でき上がったそれをジェミーはぺろりと舐めてみた。だが、当然のごとく。
「にっが! やっぱりこのままじゃ美味しくないわ。それにまだまだざらついてて」
「そりゃそうだろうさ。こんなもんをどうやって、ジェミー様が誰もが欲しがる銘菓に仕立て上げちまうってのか、あたしゃ見ものだね。ひっひっひ」
(問題はいろいろあるけど、ひとつひとつ順序よく片づけていきますか)
けらけらとひたすら明るく笑うラバサの隣でジェミーは嘆息すると、苦みですっきりさせた頭で、ざっくりと作業工程を組み立ててゆく。
実は前世、ジェミーは焙煎後のカカオの豆を買って、手作りチョコレートに挑戦したことがある。だが、なかなか無茶な試みで相当苦戦していた印象が強い。
以下が、彼女がやった大まかなチョコレートづくりの工程である。
「にっが! やっぱりこのままじゃ美味しくないわ。それにまだまだざらついてて」
「そりゃそうだろうさ。こんなもんをどうやって、ジェミー様が誰もが欲しがる銘菓に仕立て上げちまうってのか、あたしゃ見ものだね。ひっひっひ」
(問題はいろいろあるけど、ひとつひとつ順序よく片づけていきますか)
けらけらとひたすら明るく笑うラバサの隣でジェミーは嘆息すると、苦みですっきりさせた頭で、ざっくりと作業工程を組み立ててゆく。
実は前世、ジェミーは焙煎後のカカオの豆を買って、手作りチョコレートに挑戦したことがある。だが、なかなか無茶な試みで相当苦戦していた印象が強い。
以下が、彼女がやった大まかなチョコレートづくりの工程である。