~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
そこに立っていたのは、肩を弾ませ額から汗したルゼだ。いきなり断りもなく入り込んできた彼にカーライルが一喝する。
「無礼だぞ、女性の部屋に! それに今さらよく顔を出せたものだな!」
しかし、その怒りを気にも留めず、ルゼはジェミーに駆け寄った。
「はっ、はっ。ジェ、ジェミー嬢、あれから製造は進みましたか!? ……いや、この様子だといい方法は見つかっていないらしいな」
「そうなの。でも私、どうしても諦める踏ん切りがつかなくって」
椅子に座ったジェミーは情けなさに唇を噛みしめたが、おずおずとルゼの顔を見上げてみれば、その表情にこちらへの慰めは見えない。そして彼は、弾んだ声で、ジェミーの手に一枚の巻紙をぐいと押しつけた。
「諦める必要なんてない! これを見てくれ」
「えっ? これは」
それをするすると開いたジェミーの目が、驚きに変わる。
「これって、もしかして!?」
「無礼だぞ、女性の部屋に! それに今さらよく顔を出せたものだな!」
しかし、その怒りを気にも留めず、ルゼはジェミーに駆け寄った。
「はっ、はっ。ジェ、ジェミー嬢、あれから製造は進みましたか!? ……いや、この様子だといい方法は見つかっていないらしいな」
「そうなの。でも私、どうしても諦める踏ん切りがつかなくって」
椅子に座ったジェミーは情けなさに唇を噛みしめたが、おずおずとルゼの顔を見上げてみれば、その表情にこちらへの慰めは見えない。そして彼は、弾んだ声で、ジェミーの手に一枚の巻紙をぐいと押しつけた。
「諦める必要なんてない! これを見てくれ」
「えっ? これは」
それをするすると開いたジェミーの目が、驚きに変わる。
「これって、もしかして!?」