すれ違いだらけだった私たちが、最愛同士になれますか?~孤高のパイロットは不屈の溺愛でもう離さない~
自分でも大胆なことを言っている自覚はある。
けれどそれで大翔の嫉妬心を和らげ、少しでも不安を取り除いてあげられるのなら、羞恥心くらいなんでもない。
そんな思いで彼を見上げると、大翔は無言のまま、噛みつくようなキスをしてきた。
「んんっ!」
遠慮なく舌が絡められ、頬の内側や歯列もくまなく舐められる。美咲がおずおずとそれに応えると、さらに口づけが深まり、呼吸さえも奪われた。
その間も指先は美咲の中に入り込み、官能を引き出そうといやらしく動いている。
「ふぁ……ん、あっ、大翔さんっ」
「美咲。君が煽ったんだ、責任は取ってもらうよ」
焦らすつもりはないのか、それとも大翔にも余裕がないのか、彼は手早く準備を整えると、熱く滾るもので美咲を奥まで貫いた。
「ああぁ……っ!」
あまりの衝撃に、美咲は喉を反らして喘ぐ。